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2009年5月28日 (木)

映画「美代子阿佐ヶ谷気分」試写

Photo驚きました!公開劇場数も少ないこの作品の試写に、比較的大きな松竹の試写室が満杯!恐ろしいまでの熱気を感じました。

その日、打ち合わせが予定よりも早く終わって帰宅したので、午後から空いた時間に試写を1本観れるかも、と試写状を見ていると、「美代子阿佐ヶ谷気分」の試写状を発見。阿佐ヶ谷ねぇ。サイトを見てみる。ガ、、ガロかぁ!伝説の漫画誌「ガロ」に作品を描いていた漫画家の作品を映画化。これまた1970年代の青春を描いた作品。

配給会社どこだろ?と見てみると、ワイズ出版。サイトを探して見る。うわぁ!昭和だ!なんかこういう出版社、以前はもっとあったよなぁ。

出演者を見てみる、、、水橋研二、町田マリー、あんじ!?あんじって、ファッション誌「Cutie」や「Zipper」で大人気だったモデルだよね。そしてクレジットの最後の方に、サミー前田!えぇ~!!!この瞬間ホント声に出して「前田さん?」って言ってました。知り合いだからね。本業役者じゃないしね。いや、会わない間に役者に転向したのか?それもありかも。ずっと前、「オンステージ」という音楽専門誌の編集だった時に仕事したし、一昨年だったかな、いやその前?当時親しくしてたファンキーパンキーが下北沢のQUEに出演した時、その打上げで再会。彼は京都のバンドのブッキングなどもやってたのでした。以前から昭和歌謡ロック的な音楽をこよなく愛していた彼は、まさにドンピシャの「美代子阿佐ヶ谷気分」に出ている・・・これは観に行かねば!

この時点でモチベーションMAXになって(笑)、東銀座の試写室へ出かけたのです。そして思いました。毎日送られてくる試写状の中から、これを観よう!観たい!と思う動機っていろいろだな、と。

予想はしてたけど性描写はこの作品の柱です。で、作者・安部慎一のリアルな物語、というワケで、なかなか生々しいのです。同棲してる美代子と、漫画家の安部の阿佐ヶ谷での混沌とした生活を描いいるのですが、親友に美代子を抱かせて(それはやっちゃダメでしょ)、それを見たり、、、かなりの倒錯と純愛の狭間です。

実生活を漫画にすることが、美代子の愛を確かめる行為でもあったりで、深くドロドロした思いや時代のどことなくドヨンとのしかかる重さが、次第に安部の精神を蝕み・・・幻影が現れたりし、分裂症を発症する生き様。ホント生き様、ですよ。自分自身を作品に昇華しようとしているのだから、いや昇華というよりも、自分自身を削り、えぐりだす生き方が漫画を描くこと、表現すること、なのだから。

時々挟まれる空想のシュールな映像。

実話なだけに、やりきれないような、救われるような、それさえもわからない終着点。なんていうか、すっごい作品なのか、70年代どうよ?ってドン引きするか、、、いずれにしても、インパクト大でした。静かな物語(日常を描いているだけだから)なのに、なんともいえない塊が胸の中に残りました。

あ、サミー前田さんね(笑)。彼は居酒屋で飲んでる客人でした。「見たよ(笑)」と、メールしときました。

あんじが上半身ヌードになって安部と浮気してたけど、あんじがヌード、あんじがヌード・・・やっぱりファッション誌のモデルだった頃のイメージが強いから、これまたなんか衝撃でした。時間の流れを強く感じた一瞬でした。

公開は7月。

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