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2010年4月 8日 (木)

軽快な懐メロの意味するところは?

本を読んだ後の感想を書くとき、読後感って言うけど、映画を観終わった後の感じってなんて言うのかな。

なんでそんなことを言い出すのかというと、ここ最近観た試写の、映画を観終わった時の感じが、なんか似ていたから。もちろん物語は全く違うし、出ている人も全く違う。

でも、なんか作品を作り出した監督が思ってることって、どこか似ているのかなぁ・・・とか、映画の終わりに伝えたいその先のこと、というのが近いのかなぁ・・・そんなことを思ったのです。

映画「ヒーローショー」は井筒監督の最新作。ジャルジャル主演。日頃あまりお笑い番組とか見ないので、彼らのお笑いをほとんど知らなかったので、普通に役者として観ていました。暴力シーンは、、、かなり激しいです。R-15ですもん。物語はショッピングモールの広場みたいな場所でやってるヒーローショーから始まっていくので、コミカルなのかな?なんて思って油断してたら大間違い。やられたらやり返す、みたいな、かなりへヴィなシーンが続きます。

で、どうなった? もちろん映画館で観てください、なのだが、エンディング曲はピンクレディの「S・O・S」でした。そしてなぜか未来、しかも明るい(?)未来を予感させるような雰囲気で終わる。

昨日観た映画シーサイドモーテル」も、観終わった後の感じが、なんか似ていた。エンディングはシャネルズの「ランナウェイ」だった。そして、未来はやはり暗くない。

エンディングにピンクレディの「S・O・S」を使う感じと、その示すものと、シャネルズの「ランナウェイ」を使う感覚が、似ているように感じたのだ。

そこにたどり着くまでの約2時間の劇中では、残酷なシーンもあれば、人も無残に死ぬ。なのに、エンディングはどっちも軽快な懐メロ。これって何なんでしょうか?軽快なメロディと懐メロを口ずさみながら、暴力も残酷な過去も、一瞬で、全ては過去にリセットされちゃうんでしょうか? その部分にちょっとひっかかりを感じました。なんか釈然としない感じ。

さっ、前を見て、今日から新しいスタートだ!と、いっちゃっていいのかな?って。「重力ピエロ」でも感じた、なんとなくスッキリしちゃいけないような、もやもや感。それぞれのストーリーは全く違うけど、観終わった後の、キモチに、似たようなもやっと感を残しました。

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