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2011年1月31日 (月)

映画「ランナウェイズ」

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3月公開の「ランナウェイズ」を紹介します。

かつて一世風靡したランナウェイズというガールズバンドを知ってる人も、バンド好きも、70年代の猥雑なロックの雰囲気を体感したい人にも、ぜひ観て欲しい作品です。

私、この映画を観るまでそこまで詳しくは知らなかったんですけど、彼女たち16歳でデビューしてるのね。若ッ!

そして、ランジェリー姿でステージに立って話題になったりしたけど、どうやら本国アメリカよりも日本での人気の方が高かったみたいね。

世界的にものすごく有名なバンドだったワケでもないのに、彼女たちを主役にした映画が製作されてしまうことに驚きました。誰が今、そういう会議で、「よし、ランナウェイズの映画化だ!」なんて言いだしたんでしょうね。「日本マーケットでウケルぞ!」とか、会議で盛り上がってたり(笑)。

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チェチェチェチェチェリー・ボム~♪とステージから観客を挑発するランナウェイズは、1977年、日本を熱狂させたアメリカのガールズバンド。彼女たちが今も強烈な記憶を残しているのは、キュートなビジュアルと、平均年齢16歳という若さ。

若さゆえの無秩序な暴走さえも魅力的だった70年代音楽シーンの魔法に包まれているからかもしれない。

ベストメンバーで活動していた期間は1976年春に1stアルバムを発売してから、翌年6月のジャパンツアーの最中にベースのジャッキーが単身帰国したまま脱退するまでのわずか1年。その前後はメンバーの入れ替わりが続いたけど、ジョーン・ジェット(G)とシェリー・カリー(Vo)がいればランナウェイズだった。・・・と思う。

だから2人の気持ちが、一緒に音楽をやることから離れてしまったことで、バンドの魅力も人気も失速する。

その短い蜜月期間がランナウェイズを伝説のガールズバンドにしたのかな。

10代は、あっちこっち感情がぶつかって、思うように生きれなくて、もがきながら自分の居場所を探す時期。彼女たちにとって、それがバンドだった。

いつも何かに対してイライラしたり怒ってたり、不満があって満たされないのも若さゆえ。そんなシェリー・カリーとジョーン・ジェットの、甘く切ないティーンエイジ青春物語。

まだまだ女の子がロックバンドを組むことを素直に受け入れてもらえない時代。そんな男社会のロック界に殴り込みをかけた少女たち! ギタリストのジョーン・ジェットを「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートが演じているけど、これがかなり本人と似ている、と話題になるほど。ギターを弾く位置が低いのがいいですね~!

ボーカルのシェリー・カーリーを演じたのはダコタ・ファニング。

映画の中で興味深かったシーンは、レコーディング中に、帰っちゃったり、海外ツアー中にメンバー1人が帰国しちゃったり、ホントもう我がまま娘たちの好き勝手やり放題なところ。

日本にツアーでやってきたランナウェイズのシーンが・・・・それ、日本じゃないでしょ!(笑)って感じの映像なところも楽しめます。

現在も音楽シーンで活躍しているジョーン・ジェット以外のメンバーは、この映画をどんな気持ちで観るのかな。過去の誇らしい栄光として楽しめるかな。あぁ、あの時もっと続けてたらどんなことになったか!と、ちょっと惜しい気持もあるのかな。あれはあれで、その時の自分たちの精一杯、と思ってるのかな。

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2010年/アメリカ/107分/監督・脚本:フリーリア・シジスモンディ/キャスト:クリステン・スチュワート、ダコタ・ファニング、マイケル・シャノンほか/配給:クロックワークス

     20113月12日、シネクイントほか全国ロードショー

(C)2010 Apparition,LLC.All Rights Reserved.R-15

 

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コメント

Runaways って日本での人気のほうが高かったんですか~?
知らなかった。

あの伝説のQueen も最初は日本から、だったんですよね。lovely
もう少女マンガそのままのビジュアルでしたからね~。happy01

投稿: | 2011年2月 6日 (日) 09:21

あ、さっきのコメはElleでした。happy02

投稿: Elle | 2011年2月 6日 (日) 09:23

>Elleさん

やっぱり昔から日本は、ビジュアル系ロックバンド好きが多かったんですね!

ところで、Elleさんが初めて行ったライブは、誰のライブですか?
私は、サザンオールスターズのコンサートに誘われて、デートで行った遠い記憶が・・・(笑)。

投稿: kiyori ♪ | 2011年2月 7日 (月) 02:59

実は「フォークの神様」と呼ばれていた、岡林信康さんがライブの初体験です。happy01
地方の小さい会場で、すごくアットホームな感じ。
公演後は主催者といっしょに歓談してくださいました。heart

投稿: Elle | 2011年2月 7日 (月) 11:01

映画化になったのはCherieの伝記本が原作となり、Joanと同じマネージメントになったから。

わがままし放題なのはアメリカだから仕方ない。自己主張強いからね。

でもバンドとして音楽はかっこよかった。

ちなみに、シェリーではなくて、本当はシュリーって発音するんですって。フランス語読みだから。

投稿: JJ | 2011年3月 4日 (金) 08:54

> JJさん

> 映画化になったのはCherieの伝記本が原作となり、Joanと同じマネージメントになったから。

シェリーは今は何をやってるのかなぁ・・・。映画の終わり方の2人の立場が、なんか切ないような感じがしました。

投稿: kiyori ♪ | 2011年3月 5日 (土) 22:28

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