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2011年2月27日 (日)

【strobo】納品+昨日の追記。

20110227075937

本日、事務所に【strobo】が納品されました!

というワケで発送作業でドロドロ状態です。映画館で早いところは明日あたりから配布始まると思いますが、地方やカフェは1日以降順次配布、という感じになるかもしれません。

今号はすごくいい出来なので、期待しててくださいね。読みたいと思ってくださる方の手に届いて、読んでもらえたら嬉しいです。

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昨日ブログに書いた「アーティストとファン」について思うこと(13)は、音楽ライターをやってる時から、ずっと思ってたことで、でも思っててもなかなか声に出して言えなくて、なんとなく居心地の悪さを感じていた部分でもあるんです。

いろんな立場で、いくつかのシーンを見ながら、いつも思ってきたこと。「音楽」は大好きだけど、なくなったらどんなにつまらないだろうって思うけど、でも、きっと音楽だけじゃない、って。

例えば、バンドやミュージシャンの熱狂的なファンからライターになる人もいたりして、大ファンのバンドが解散したら、ライターの人も一緒にいなくなってしまったね・・・みたいなこともよくありました。

洋楽専門誌の音楽ライターの人は、なんとなくだけど「邦楽?ルーツは全て洋楽でしょ」みたいな、洋楽を上に見てる人も結構いて、洋楽と邦楽の雑誌やライターの壁が微妙にあったりね。たかだか音楽じゃないか、と思ってみたり。

UKロック系のインタビューをするようになって、バンドのメンバーと雑談する中で、ハッとさせられることがたくさんありました。

「日本の音楽雑誌のライター(男)は、みんな同じファッションだね。みんなバンドのTシャツ着てるよね」とか、「音楽の話しか質問してこないんだけど、どうしてなの?」なんて、素朴な疑問を私に聞かれても・・・と思ったけど、《音楽》、それだけ、みたいな視野の狭さみたいな感じを不思議に思ってることがわかったので、そうか、そうだよなぁ・・・朝から晩まで音楽のことだけ考えてるわけじゃないし、それだけだったら、アーティストが話を聞いてもらう相手(インタビュアー)としてつまらなく感じてしまうってことだよなぁ、と。

余談ですが、UKのバンドは、東京のことを「ブレードランナーの世界だね」とかって表現する人が何人かいます。未来都市みたいに見えるみたいですよ。まあ、確かに、ロンドンは街並みが昔のままですもんね。それが良さなんだけど。それと、東京の街中いたるところにある缶ジュースの自販機に驚くんですよね!(笑) 自販機がそのまま置かれているけど、壊してお金を盗もうとする人はいないのか?どんだけ治安がいいのか!と驚くんですよ。っていうか、逆でしょ?自販機が街中にあったら、壊してお金取られちゃうから置かない、って考えの方がどうなの?でしょ。

話を戻して。

アーティストのファンの子たちも、アーティストに全てをささげて、自分のスケジュールはアーティストの予定によって組まれていったり、働いたお金は全てアーティストのために使う、という熱狂的なファンもたくさん見て来ました。アーティストに起こるグッドニュース、バッドニュースで、自分の気持ちも上がったり下がったりして、バンドが解散や活動休止した瞬間から、何をやっていいのかもわからなくなって、自分を見失ってしまったり。。。

ファンが応援してくれることをアーティストは心強く、嬉しく感じているけど、依存は望んでいない。まず自分の足でしっかり立って、誰かに寄りかかったりするんじゃなくて(時々はいいけどね)、自分の世界をちゃんと持っていてこそ、アーティストと対等(というのもヘンな表現ですが)になれて、いい関係でいられる、と。いい関係、いい距離感で、お互い信頼しあい、高め合い、長く付き合っていくためにも、音楽だけじゃない自分の世界もしっかり生きなきゃ、と思うのです。

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コメント

発送作業、お疲れさまです!
前記事にコメントしようと思いつつ、なんだかメチャメチャ長くなってしまいそうで
悶々としているうちに、こちらもアップされていて・・・(^-^;

音楽ライター、特に洋楽のライターさんが「音楽の話ししかしない」というのは、すごく想像できます。
なんていうか、マニアックな人、というイメージなので。

私、ヨン様のおっかけのオバサマや、きよしくんのおっかけのオバサマ達、ある意味理想なんです。
でもそれは、もうある程度年齢もいって、もう自分だけのために色んなことを費やせる
・・・それがあってこそだと、思います。
それまでは、誰だって生活があります。そこをほったらかして、アーティストを追っかけられません!
チャンミンに怒られちゃいます(笑)。
そう考えると、とにかくアーティストに入れ込めるのは
「ティーン」か「オバサマ」かですね。
自己満足に浸らずに、魅力的な人でありたいので、色んな事に興味を持ち、その一つ一つを大事にできたら!・・・いいんですけど。

投稿: ゆうこ | 2011年2月28日 (月) 23:19

発送作業お疲れ様でした。
到着を楽しみにしています♪

投稿: 霧子 | 2011年3月 1日 (火) 01:24

>ゆうこさん

> そう考えると、とにかくアーティストに入れ込めるのは
「ティーン」か「オバサマ」かですね。

そ~んなことないですよ!だめだめ!それ、偏見ですよ~(笑)
年齢とか職業とか関係なく、1つのことしか興味ない人っていると思うんですよ。でも、1つのことしか話題がない人が見ている世界は、すごく狭くなってしまって、いろんな可能性を狭めてしまっているんじゃないかな、と。

例えば、友達で話してる時、「◎△の映画観た?」って聞かれて、観てればそこから感想を言い合えたり、話が広がるけど、観てなければその話題は終了。相手と自分の共通点が多ければ、もっと親しくなれたりしますよね。

1つの話題にしか興味のない人だったら、その話題に乗れる人以外とは、会話も続かなくなってしまう。それって、未来のもしかしたら、という可能性を閉ざしてしまうから、もったいないんじゃないかなぁ、と思うんですよね。

投稿: kiyori ♪ | 2011年3月 1日 (火) 21:51

>霧子さん

なんか会社の同僚みたいなコメント、ありがとうございます!(笑)

投稿: kiyori ♪ | 2011年3月 1日 (火) 21:52

きよりさん
は~い!偏見は捨てます!

例えば「観ていない」映画でも、興味を持っていたら話しは続きますもの。
そこから発展していくものだって、沢山ありますよね。
その可能性は閉ざしたくない!と、強く思いました。

投稿: ゆうこ | 2011年3月 2日 (水) 01:38

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