« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

2011年3月31日 (木)

あの場所からもう一度始めよう。

何が?って言われたら、ハッキリは答えられないんだけど、地震の日から、どうにも調子が出ない。

今もまだぽつぽつ続く余震のせい? コンビニの牛乳やパンやお弁当などが売り切れたから? トイレットペーパーやティッシュもドラッグストアから消えたから? 計画停電で店を閉めているところが多いから? ガソリンが買えないから車で出かけるのもやめておこうと思うから? 節電のためにどこへ行っても暗いから?駅も渋谷も。映画の試写会も中止になったから? 3月新譜のCDリリースが先送りになってるから? 電車の運行本数が減っているから? テレビのCMがACばかりだから?ポポポポーン♪って歌にイラッとくるから? 原発が不安だから? 枝野さんがホントのことを言ってるのかイマイチ信じられないから? 急に水もなくなったから? 打ち合わせや取材が延期になったから? H&Mが店舗を休業させたから? 東電の記者会見がグダグダだから? イベント関連は自粛ムードだから? 被災地に物資を届けに行って帰ってきた知人が、テレビでは放送できないくらいに大変な状態だと話してくれたから?

理由は1つではない。  

九州のイベンターが潰れたと聞いた。外資系の企業が本社を東京から関西に移したと聞いた。ライブはほとんどチャリティになるんじゃないか?と聞いた。盛り上がっていた新大久保も一気に人が減ったと聞いた。飲食店は閑古鳥だと聞いた。値上げも検討している店もあると聞いた。

どこに行っても、誰と話しても、明るい話はない。

でも、いつまでこうしているつもり? 自問自答してみる。 

とにかく、出来ることから、一歩でも前に進もう。

Cimg0620_2

あの日、地震の時、私は新宿御苑にあるラーメン店で、新人女優の竹本彩ちゃんと、「女子ラーメン部」の取材を始める瞬間だった。店に入ってすぐに大きく揺れたので、近所の広い公園に逃げて、この日の取材はいったんバラシた。

なんとなくモヤモヤした気分を吹き飛ばすには、あの日のあの場所から、もう一度始めよう。

竹本彩ちゃんとマネージャーの中田さんと、カメラマンの押木クンと、店の前で再び待ち合わせ。仕切り直しの取材をセッティング。同じメンバーで、あの日地震のために出来なかった取材を、最初からやり直そう! そして、前に進もう!

純米酒味噌ラーメン。ボリュームもあって、美味しかったです!

明日から4月!

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年3月25日 (金)

【strobo】インタビュー。

Girls

★5/14公開の青春ミステリー「少女たちの羅針盤」に出演する忽那汐里さんのインタビューをしました。

なんて聡明な女性なんでしょう!ちゃんと1つ1つの質問に対して、丁寧に、自分の言葉で、自分がしっくりくる言葉が見つかるまで探しながら、キチンと応えてくれました。実際姿勢がいいんだけど、それだけじゃなくて、彼女はきっと全てに対して背筋がピンと伸びているんじゃなかな。

すっごくいい画像(写真)がたくさん撮れました。

今回の作品「少女たちの羅針盤」は、女子高校生が主役だから、ミステリーって言っても学園ものだし・・・と、ちょっと気を抜いて観ていたら、結構怖くてドキッとしました。過去と現在の時間を並行させて描く手法も良かったです。ミステリーなので、ネタばれになってしまうから、レビュー書くのが大変そう。

★来週、映画「軽蔑」に主演している鈴木杏さんのインタビュー予定。

★当初、今号の【strobo】に掲載予定でスケジュール調整していた斎藤工さんは、映画の公開が予定よりも遅れるみたいで、インタビューも次号に延期することに。斎藤工さんファンの皆さん、次号はたっぷり時間とって、ページも割きますので、しばしお待ちください。

今回の震災と計画停電の影響で、いくつかの映画作品が公開を見送り、映画の試写会も先週までは中止のインフォメーションが多かったですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『SPUR』

20110325081924

20110325082108

3/23発売の『SPUR』最新号。

あははは!出てましたね~、私。ラーメン食べてるし。

「レディース アンド ジェントル麺」ってタイトルの企画ページです。

「女子ラーメンブームの火付け役」と紹介されてました!

取材したライターが書いてくれたテキストが、事前に「確認してください」って送られてくるんですが、私は修正などのお願いはしないです。名前が間違えてるとかの誤字は修正してもらうとしても、基本はライターの感じたことや、ライターにとって1番重要だと思った部分が、テキストになってると思うので、それを読んだ時に、そうか、私の中からこの人は、この部分をピックアップしたのね!と、意外な時もあれば、へぇ~!って自分の発言なのに驚くこともあったりで、読むのが楽しいんです。たまに「こんなこと言ったのか、私!?」と思う時があっても、修正依頼しないですね。もう取材を受けた時点で、自分が発言したことは、ひとり歩きして相手に伝わっているので、どういうピックアップのされ方でも、自分の責任として受け止めてます。なので、事前の原稿確認も別にしなくても構わない派です(笑)。取材が終わった時点で、好きなように書いてもらってOKで、私は本の発売時に見て、おぉ~こうきたかぁ!ぐらいに楽しめれば、それでいいと思ってます。

「SPUR」の記事も写真も、本人より美化されてます(笑)。SPURさん、ありがとう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月23日 (水)

しばらく余韻に浸っていたい。

Kohra

急いで書いておかなくちゃ、今のこの感じを、消えてしまう前に、急いで書いておかなくては!

次に誰かのインタビューをしたら、或いは、次に誰かと出会ったら、次の現場に行ったら、次のMTGが始まったら・・・今のこの、なんともいえない《いい気持ち》を忘れてしまうかもしれない。消えてしまうかもしれない。

それくらい、繊細な気持ちの波。ゆるやかな揺れだけど、心の中が池だとしたら、そこに投げ込まれた小さな石ころが、弧を描きながら、水面に幾重にも波紋を広げて、やがて消えていくみたいな感じ。

インタビューをして、相手の発言に聞き入ってしまって、もっといろいろ深くジックリ聞いてみたいと思ったのは、本当に久しぶりだ。今までたくさんの人と出会ったけれど、ホント数人だと思う。

感情が、ゆるやかだけど、確かに揺さぶられた。

話してくれたことの意味とか、1つ1つの言葉や表情を、何度も繰り返し思い出してしまう。彼の言葉を反芻する。

聞きたいと思っていたいくつかの謎は解けた。

でも、さらに聞きたいことが、また増えた。

静かに話していても、感情のカタマリは、どこかむき出しな部分があって、こちらにグイッと突き刺さってくるような、時間をかけて押し戻されるような不思議な感覚。

高良健吾さんのインタビューをしました。

質問をしたのはこちらなのに、答え以上の何かを返されたような感じ。

この「感じ」は何だろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月22日 (火)

★2010映画総括(7月~12月)

前半分を書いたまま、後半をほったらかししてました。時間がある時にまとめておかなくちゃ!

レンタルSHOPに行くと、去年の後半に試写会で観た作品が、今DVDになってレンタル開始、なんてのも結構あって、私が観たのはもうずい分前になるけど、今から観てみようかな、と迷ってる人には、ちょっとした参考意見になればいいかな、と思います。

主観で★をつけてます。★3コ以上の作品は納得の作品です。★4コは、今からでも是非観てほしいオススメ作品です!試写を観た月でまとめたので、実際の公開日はそれより数ヶ月先になっています。(カッコ)は試写室。

★2010映画総括(1月~6月)

7月>>5本

「ハナミズキ」(東宝)★★★/「乱暴と待機」★★★★/「スプリング・フィーバー」(映画美学校)★★★★★/「死刑台のエレベーター」(テアトル)★/「恋するナポリタン」(テアトル)★★★/

・・・「スプリング・フィーバー」が傑作でした。暗い作品なんだけど、なんかもう胸の奥の方をギュッと掴まれたような気がしました。★5つ付けておいてなんですが、好き嫌いのハッキリする作品なので、万人にオススメは出来ません。中国作品で、この監督の革新的な作品は国内での映画製作や上映が禁止されてて、だからゲリラ撮影してるんですよね。いやもう、どう観てもゲリラ。ハンディカメラで撮影してるでしょ、ってシーンの臨場感がたまらないのです。あとね、冒頭部分から男同士のかなり濃厚でエロいシーンありますから、誰かと一緒に観る場合、相手を吟味してください(笑)。・・・余計なお世話でしたね。でもかなりストレートな表現なので、焦りました。

8月>>8本

「×ゲーム」(新宿TMシアター)★★/「神様ヘルプ!」(舞台挨拶)/キンダーフィルムフェスティバル「まいごのペンギン」★★★、「ジョアンニの自慢のパパ」★★★、「小さなバイキング ビッケ」★★★(青山劇場)/「蛇のひと」(ソニーピクチャー)★★/「ノーウェアボーイ」(シネマート六本木)★★★/「13人の刺客」(東宝)★★★★

・・・キンダーフィルムフェスティバルは、子供向けの映画祭と思っていたら、大間違い!上映作品のクオリティの高さと、内容の深さは、大人にも是非観て欲しい作品ばかりでした。「ノーウェアボーイ」はジョン・レノンがビートルズを始める前の若き日の物語。試写が始まる前に、一緒に行ったライターから聞いた情報が強烈でした。主演のジョン・レノン役のアーロン・ジョンソン(1990年生まれ)が、この作品の女性監督、23歳年上のサム・テイラー・ウッドとデキちゃってる!と。撮影中って、ティーンエイジャーだったんじゃないの!? と、いつもなら事前にプレス資料とか見ないんですが、思わず見てしまいました。監督、美人でした(笑)。撮影現場で、他の俳優と気まずくならないかなぁ、とか、上映前はその話題でモチキリでした。

9月>>2本

「君に届け」(東宝)★★★/「Ricky」(シネマート銀座)★★★

・・・たったの2本。「Ricky」はオゾン監督。この監督のヘンテコな発想のファンなんですが、、、

10月>>6本

「キックアス」(テアトル)★★★★/「ばかもの」(テアトル)★★★/「アブラクサスの祭り」★★★未公開映画祭「パティ・ハースト誘拐」★★★、「ニューヨークお受験戦争」★★★、「クレイジー・ラブ ~ストーカーに愛された女の復讐~」★★★

・・・未公開映画祭は、B級というよりはカルト級作品を集めたもので、日本で公開されていないのは、それなりの諸事情がある問題作品ばかり!ドキュメント形式の作品が多いみたいなんですが、いや~スゴイです。過激武装派に誘拐されたお嬢様が洗脳されて過激派になった実話とか、ストーカーに塩酸かけられて目を失ったのにその男と結婚するという倒錯愛。事実だからへヴィですよ。

11月>>8本

「ランナウェイズ」(ショウゲート)★★★/「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」★★★★「洋菓子コアンドール」(新宿明治安田生命ホール)★★/「白夜行」(シネマート六本木)★★/「ノルウェイの森」(東宝)★★★「戦火の中へ」(角川映画)★★★★/「名前のない少年 脚のない少女」★★/「GANTZ」(東宝)★★★

・・・「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」のエンドシーン、ものすごく好きです。主演の染谷将太さんには以前から注目しているのですが、素晴らしい演技力です。柔軟性を感じます。「洋菓子コアンドール」と「白夜行」、2日続けて観たんですが、同じ監督の作品です。どうも私の好きなタイプの撮り方じゃないっぽいです、すいません。

12月>>4本

「台北の朝、僕は恋をする」(ショウゲート)★★★「ブローンアパート」(シネマート銀座)★★/「男たちの挽歌」(東映)★★★★/「FANTASTIC Mr.FOX」(ショウゲート)★★★★

・・・「男たちの挽歌」みたいなマフィア系作品は苦手なんですが、なぜかふと観てみたくなって行った試写。ソン・スンホンのカッコ良さが衝撃でした。アニキの敵を討ちに行くシーン、ホント男前!白いスーツが似合いすぎ!

2010年後半は、33本の作品を試写会で観ました。前半が27本だったので、計60本。

その中でも特にオススメな作品は・・・

★★★★----「息もできない」、「ソラニン」、「悪人」、「乱暴と待機」、「13人の刺客」、「キックアス」、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」、「戦火の中へ」、「男たちの挽歌」、「FANTASTIC Mr.FOX」

★★★★★----「告白」、「スプリング・フィーバー」

機会があったら、是非DVD借りて観てください。あれ?ちょっと暗めの作品が多かったかな。今年は明るくて面白い作品も積極的に観に行ってみます。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年3月20日 (日)

3連休の真ん中。

H1_f

本日は仕事メモみたいな感じで。

★日テレから電話。「女子カレー部」の本の中から、「女子力が増すカレー屋を紹介して欲しい」、と。「女子カレー部」(角川SSC)という本を去年の夏に出版したのですが、春から夏にかけて、なぜかカレー業界が盛り上がる季節みたいです。実は私も今年の作戦を練ってる最中なんです。

それにしても、マスコミ全般において、テレビ番組の製作や雑誌の編集をしている人たちのリクエストは毎度ゴーイン!

例えば・・・

テレビ東京の「極嬢力」という番組からは、「働く30代くらいの女性が、仕事が終わってから、23時以降に食べれるガッツリ系ラーメン店」を紹介してくれ!というリクエストでした。第一、「女子ラーメン部」はヘルシーとかローカロリーをモットーにしているのに、23時以降にガッツリ系ラーメン!?・・・ないないない!(笑)

例えば、メンズファッション誌「ゲイナー」の企画は、「合コンの後の遅い時間、女のコを誘って、連れて行くラーメン屋で、女のコが『こんな店知ってるなんてスゴイ~!』って喜ぶようなラーメン店」を紹介してくれ!とか(笑)。イキナリの設定が合コンのアフターですから! さすが「モテ」を追求している貪欲メンズ雑誌!

まあ、どんなリクエストが来ても、ちゃんと応えるんですけどね。

Mahoro

4月23日公開の映画「まほろ駅前 多田便利軒」を観ました。瑛太+松田龍平主演作品。ミニシアター系作品になるのかな。これが、すっごく良かった!!音楽と映像のハマリ具合も、すごく良くて、う”~わかってるぅ~♪という感じだったので、誰が音楽担当してるのかな、とエンドロールに注意してたら、くるり、でした。納得。この作品、この2人を主演にシリーズ化して欲しいなぁ。

キャッチコピーのセリフ、気になるでしょ。これ、いいセリフですよね。

社会的には落ちこぼれみたいな生き方をしているかもしれない2人だけど、愛すべきキャラクターの2人で、近くにいても遠いような、会ってなくても繋がってるような、そういう信頼の距離感が心地いい作品。

書籍「東京カフェ de スイーツ」、無事入稿しました。この3連休前に初稿が上がってきたので、今校正中。確認したいコトがあって、小淵沢の丸山珈琲の店長でバリスタ・チャンピオンの鈴木さんに電話。鈴木さんは声もカワイイ人で、カワイイ声なのにハッキリ意見を言う、そのギャップが素敵なんです。しかも淹れてもらった珈琲の味は最高!6月の世界大会、頑張ってくださいね!!と言って電話を切る。

「東京カフェ de スイーツ」は4/11発売!

20110316084134

★ネイル。久々にチップを作りました。透明のチップに濃いオレンジ系のネイルでグラデ。その上にゴールドのハートのネイルシールを乗せて、キミドリ系ラメの細かいのをふりかけ、上からジェルコート。完成したら、ネイルグルーで爪に貼り付ければ、あっという間に長~い爪に。地爪を伸ばしてる間はこれでいこう。画像の薬指はズレたので、貼り直し(笑)。

4550

★この前、カフェの広告タイアップのページを制作した、とブログに書いていたのは、ZOKA Coffeeです。ゾッカコーヒー。シアトルのコーヒーロースターですね。ここのラテも美味しかったですよ!ラテの撮影では、最高の状態で撮影するために、何杯もラテアートを作ってもらうことに。で、撮影後、飲む!3杯ぐらい飲んだかも。

★5月末に出版する本のMTGが進行し、この3連休が明けたら一気に動き出す予定。詳細はまだ秘密ですが、じっくり作る本があるとしたら、その反対に、クイックで作る本も必要だと思うんですよね。・・・というコンセプトから、今回初トライしてみる本の形態。いずれにしても入稿は4月末だから、あっという間ですね。

3連休の真ん中の日、外出することなく引きこもっていました。データの整理や、買ったまま見てない雑誌をザッと見たり、ブログを更新したりね。

東方神起の出演している音楽番組をエアチェックしようと思って、BIGBANGの「Tonight」を初めて見ました。うわぁ~すごいキャッチーでgoodセンスの曲!BIGBANGを今まで聴いたことがなかったので驚きました。歌詞の内容がわからないのでなんとも言えませんが、等身大から感じる説得力、やんちゃなジェネレーション・パワーみたいなところが魅力。

連休明けから月末にかけて、インタビュー4本と試写が7本・・・と集中!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年3月19日 (土)

支援や応援の仕方。

地震発生から1週間が経過し、みんながそれぞれの立場で、今自分に出来ることは何なんだろう?って、ホント真剣に考えてると思います。

その気持ちを表現する方法は人それぞれで、大勢のスターが義援金を申し出たり、物品の支援、応援コメントを発信してくれること、ありがたいなと素直に思います。まずは「気持ち」が一番大事だと思うから。

無関心な人が一番嫌いです。

善意で行動を起こそうと動き始めても、その手法や独自の基金の在り方や、物を買ってもらうことや・・・そのやり方に文句が出てしまったりする様子を見るのは悲しいです。無関心な人よりずっと考えてる人たち、何かしなくては!と思ってる人たちの方が勇気があると思います。

だけど、ヨン様ってスゴイな、と思いました。自分のファンに何かを売るとか集めるとかじゃなく、真っ先に自らが、それもものすごい額の義援金を出すって、その行動。GLAYやドリカムにも、そういう男気みたいな考え方や姿勢で感銘を受けました。

俳優の渡辺謙さんが起こした行動は、エンタメ業界で活躍する人たちに、こんなことをして欲しい!と私が願ってた1つのカタチだったので、感動しました。渡辺謙さんは「雨ニモマケズ」を朗読動画の配信をしました。俳優だからできる、俳優としての応援の仕方。

私のまわりにも、何かしたい、という気持ちを持ってる人がたくさんいて、行動を起こしたくても何をどうやっていいのかわからない人が大勢います。思いを伝える方法さえもわからなくて、もどかしい気持ちを抱えている人もたくさんいます。

大きな行動に移せないからと言って、被災地の方への支援が出来ないというわけではないと思います。まず自分の出来る節電とか、買占めをしない、とか、そういう小さなことからちゃんとしていくことが今必要な行動だと思います。

私は都内に住んでいますが、今週周辺のコンビニ全てで水、牛乳やカップ麺類は品切れ状態です。地味に営業していた小さなお米屋さんに、まさかの大行列が出来ているのを見た時にはさすがに驚きました。ドラッグストアでは、トイレットペーパー、ティッシュ、生理用品の棚は空っぽです。誰に対して何を言えばいいのか、それは文句になってしまうのか?わからないけど嫌な気持ちが胸の中をぐるぐると渦巻いてしまいます。

でもそんな中でも、暴動や自販機を壊したり強奪など起こらず、日本のモラルが海外で高く評価されていることなどをニュースで知ると、私たちの当たり前の感覚が、世界では素晴らしい!と絶賛されることに、嬉しさや誇りも感じます。

-------------

私は幼稚園~小学校1年生までを福島県福島市で過ごしました。

もうずい分昔の話です。小2で長野県松本市に引越したので、私の中の記憶も幼い日の遠い思い出になっています。なんかものすごく幸せな家族のシーンが今でもたくさん目に焼きついています。

ずい分前になりますが、家族で、岩手県の祖母に会いに行った帰り道、「せっかくここまで来たんだから、福島で途中下車して、昔住んでいた場所を見に行ってみよう!」と、突然私が言い出し、家族でかつて数年間暮らした家のあった場所を訪ねてみました。

タクシーでその場所が近づいてくるとドキドキしました。「こんなに道、太かったっけ?」、「店が増えたね」、「あの角、あの角を曲がったところだよ!」、「家の裏に小川があったよね?」、「隣の家に泥棒が入った時は驚いたよね~」・・・それぞれが覚えてる昔の記憶ファイルを引っ張り出してきて広げて眺めている感じ。

昔の家のあった場所には、もうその家はなく、今住んでいる人が建てた新し家がありました。でも土地の区画は一緒で、そこに確かに自分達が暮らした場所があったんだなぁ・・・と懐かしく切なく、嬉しく、いろんな気持ちがごっちゃになっていました。

「帰ろうか」と、再び駅に戻るまでの間は、行きと違って言葉少なでした。

私たちが過ごした数年間。だけど今はそこを旅立って、今私たちが生活している場所は別の街。

「もしかしたら、もうここには来ることもないかもしれない」・・・そんな思いが、特に両親にはあったと思います。両親が始めて建てた自分の家のあった場所なので、私よりもずっと思いは深かったかもしれません。

----------------

地震、津波による被害をテレビで見て、何度か両親とも電話で話しましたが、なぜかお互い福島のことを話題にできずにいました。

そうして昨日----。母が嬉しそうに話してくれました。

「福島に住んでいた頃、向いの家に住んでいたOさんと親しくしてたんだけど、あなたは小さかったから覚えてないかもしれないけど。今でも連絡を取り合ってて、冬にはリンゴを送ったり、付き合いがあったから、震災後気になって電話かけてたんだけど、つながらなくて、心配してたのよ。届かないかもしれないと思ったけどハガキを書いて送ってたら、昨日Oさんから電話があったの!避難所にいるけど、大丈夫だって!」

建てたばかりの家はずい分壊れてしまったそうです。その家を見るためにOさんが行ってみたら、壊れたポストの中に、私の母からのハガキを見つけたそうです。すごく嬉しかった、と連絡をくれたそうです。

----------------

見えないところでも、いろいろな思いがあって、届いてる気持ちもあれば、口にしない思いもあったり・・・、

頑張って!なんて言葉が言えないくらいに、被災地の方々は頑張りようもないくらい傷ついてて、

今、私に出来ること。

今日私は、節電し、ブログを書こう。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年3月18日 (金)

【strobo】次号のインタビュー。

去年からずっと、いつか【strobo】でインタビューしたい俳優ナンバー1だった高良健吾さんのインタビューが決まりました。

話題の映画出演が続いているので、多忙で、撮影のために地方に行っている時間も長くて、なかなか都内で取材時間が取れない、と以前から聞いていましたが、今回【strobo】のために時間を作ってくれることになったのです!

高良さんは2006年から映画に出演していますが、「サッドヴァケイション」(2007)、「蛇にピアス」(2008)で気になり、2009年に公開され「フィッシュストーリー」、「蟹工船」、「ハゲタカ」、「南極料理人」を観ましたが、どれも試写を観に行ったら高良さんが出てた、みたいな感じだったので、どうやら私が面白いと思う作品の好みと、高良さんが出演作品を選ぶ時のポイントは、どこか共通の部分があるのかもしれない、と思いました。

年間、ものすごくたくさんの映画作品を観ているワケでもないのですが、私が観たいと思って行った試写での、高良さん出演率の高いこと!

最近までを振り返ってみても・・・

「軽蔑」(6/4公開)、「まほろ駅前多田便利軒」(4/23公開)・・・この2作品はこれから公開。「白夜行」、「ノルウェイの森」、「おにいちゃんのハナビ」、「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」、「ソラニン」、「BANDAGE」・・・これら全部観てます。

観れていないけど、観ておきたいなと思っているのは「ボックス!」と「M」。

というワケで、この週末は、DVDで高良健吾祭りを開催してインタビューの準備予定。

こうして観てきた中で、私の好きな作品best3は「フィッシュストーリー」、「ソラニン」、「まほろ駅前多田便利軒」。

聞いてみたいことがたくさんあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月16日 (水)

「アーティストとファン」について思うこと。(15)

New

**カラオケについて追記しました。

東方神起のファンの方々から、彼らがリリースした新曲「これだけは分かってほしい(before U Go)」について、私の感想を聞きたい、というコメントやメールをいただきました。あまりにも真剣で、嬉しい反面、ちょっと戸惑いましたが、この曲を、背筋を伸ばして、ちゃんと聴いてみよう!と思いました。

映画の試写を観る時、いつもそうしているように、作品を観る前にプレス資料を読んだり、事前にあまり知識を入れ込まず、頭の中を空っぽにして、作品と向き合い、自分自身が感じたことを書こうと思います。

あくまでも1つのレビュー、1つの解釈、として、曲を楽しむ上での1つの見方、ぐらいに考えて気楽に読んでください。

------------

レビュー>> 

「これだけは分かってほしい(before U Go)」東方神起

「Why?(Keep Your Head Down)」のリパッケージ盤のリードソングとしての位置付けの新曲。

この難曲は、コンセプト・ソングとして、ダブル・ミーニング的な意味合いを持つのではないかと思いました。

ダブル・ミーニング(Double meaning)とは、1つの言葉に2つの意味合いを持たせることを表しますが、「ダブル・ミーニング的」と書いたのは、厳密に言うと、1つの言葉に2つの意味合いを持たせるのではなく、1つのモチーフ(楽曲の断片)、1つのテーマ、ひとりの男性を、「why?(Keep Your Head Down)」と「これだけは分かってほしい(before U Go)」の2曲で1つの作品の表裏(両局面)として描いたのではないかと仮定します。

韓国で活動再開した際にリリースしたアルバムについて、以前レビューを書いた時、楽曲のセレクトの際には、相当数の候補曲を持ち寄って、吟味して選ばれたからこそ、曲がバラエティに富んでいて、捨て曲なしの素晴らしい内容である、ということを書きました。彼らの所属事務所は自社で音源制作もしていて、レコーディングスタジオを持ち、世界中のクリエイターから楽曲を提供してもらい、常にプリプロ状態の曲がストックされている恵まれた環境下にあると思います。

そういう風に、いつでも楽曲作りが出来る製作チームの場があれば、楽曲を完成させるまでに、いろんなトライアルも出来るし、マーケティングを見て、次の曲のブラッシュアップがすぐにできる環境が整っていると思います。

曲作りの話になりますが、特にシングルやアルバムのリード曲などは、「この曲は、曲の頭の入り方はいいけど、サビが少し弱いね」とか「コード進行を活かして、メロは別なのも考えてよ」とか、「最後の部分マイナーで終わらないように・・・」とか、「サビ前にもう1つフックになるメロディ欲しいよね」など、最高の1曲を生み出すために、楽曲制作の現場でクリエイターとディレクターは曲をとことん煮詰めていきます。東方神起の楽曲を聴く限り、妥協など一切せずに、相当練りこんでいると思います。

「これだけは分かってほしい(before U Go)」のサビの部分(歌詞の♪これだけは分かってほしい~と歌ってる部分)と、「Why?(Keep Your Head Down)」のwhy?の後のメロは、極端に言えばまあ同じというか、一緒に重ねて歌っても違和感なくハマります。

だから、この両方の曲は、この部分から生まれて、ここを生かすために全体を構築していったのかな、と思ったのです。作家が同じだったら確信を持てるんですが、違ったとしても、このモチーフを活かして別な作品に作り分けたのではないかな、と。「Why?(Keep Your Head Down)」のサビ、♪(why?)愛した方が罪か~のモチーフ(*歌詞は関係ないです)から、全体をビート重視に落とし込み、一方「これだけは分かってほしい(before U Go)」は、♪これだけは分かってほしい~のモチーフ(*歌詞は関係ないです)から、R&B調に展開させて、1つのモチーフとしてのサビを、2つの解釈で作ったのではないかな?・・・・と、大胆予想を展開してみました(笑)。

最初に、ダブル・ミーニング的な意味合いでは?と仮定した「1つのテーマ」、「ひとりの男性」について------

共通するテーマは「別れ」「失恋」です。一方では、激しく「なぜオレの元を去った?」と相手を責めるように歌い、もう一方では「君の事を愛していたことだけは知っていてくれ」と見守る決心をして切なく歌う。かなりへヴィな恋愛の、両極端な愛情表現ではあるけれど、ひとりの人間の中に混在する感情だと思います。ひとりの男性の中の強がりと弱さ。

大きな別れを経験した男性をテーマの中心に置いて、楽曲のモチーフになる部分から2つの両極面の感情を描いて、2曲に仕上げたコンセプト・ソングではないかな。この2曲の捕らえる大きな世界観は一緒で、楽曲のスケールの大きさから、オーディエンスも広がりを見せているのでしょう。

というワケで、「Why?(Keep Your Head Down)」と同時期にはおおよそ完成していた曲なのではないかな、と思うのです。

ところで、韓国の音楽番組を見ていると、新曲をリリースしてからの活動展開のパターンがなんとなくわかってきます。アルバムの中から最大にキャッチーなリード曲で音楽番組に登場し、少し経過すると、その楽曲のリミックス・バージョンでのステージング。その後、後続曲。

そこに当てはめた時、今回の東方神起のリパッケージ盤の後続曲(日本だったら第2弾シングル)を予想すると、メロディアスなバラード系か、明るくアッパーな楽曲でくるか? さて、どっちかな、と思いながらも、多分、歌い上げ系バラード曲でくるだろう、とファンも大方予想していたと思います。

ここで、大胆にも予想を覆して、アッパーなダンス曲できたら、それはそれで驚きと喜びをもってファンに迎えられたでしょう。

じゃあファンの想像した通りだったか?と言えば、これもノーで、メロー(mellow)なR&Bできた!この裏切りは上方修正みたいな喜びですよね。なるほど、そっちか!良かった!ベタなラブバラードじゃなくて!そして意外にも2人の声が似ていることもわかりました。

それにしても難曲です。東方神起が、これから先長く音楽活動を続けていく上で、足場を固めるといったら大袈裟かもしれませんが、既に数ある韓国のボーイズグループと同じフィールドの先頭とかトップを目指すのではなく、「世界照準を見据えた東方神起の在り方」を、探りながら、でも自信を持って、これが今の僕らですけど、どうですか?と問いかけてきているように感じます。

この楽曲で、ボーカル・デュオと認められること、さらに、アイドルとして一過性の人気で終わらすのではなく、その先へ、長く歌っていけるアーティストになることを目指していることも感じとれました。

今まで開けてこなかった引き出し(アーティストとしての可能性)を、2人で1つ1つ慎重に、かつ大胆に、開けていこうとしている姿勢が伝わってきます。

何も文句はないです。

何も文句はないけど(・・・けど?笑)、

「why?(Keep Your Head Down)」~「マキシマム」~「これだけは分かってほしい(before U Go)」とつづく彼らの流れは、切なく、時に険しい表情が多いと思うので、今回のメローな楽曲を通り過ぎたら、この物語の主人公の男性の笑顔が見れるような楽曲を、期待して待っています。

今年になって、2人で活動を再開させた東方神起は、誰へというワケではないまでも、自分達のファン、そして一般オーディエンスを「納得させる」ことが、自分達自身の闘いでもあったと思います。いくら自分達が全力を尽くしていても、結果(数字)が全く付いてこなかったら、費やした努力にさえ納得できなかったかもしれません。アーティストとしてストイックに上を目指していくとは、そういうことです。 まずファンが認めてくれる、その先に今までファンじゃなかった人が認めてくれる、そうして結果が付いて来てこそ最後に自分が納得出来る、という、どんどん自分にも厳しくなっていく険しい道なんです。

「why?(Keep Your Head Down)」の大ヒット良かったですね! 彼ら自身が、これで良かったんだ、自分達の進んでる道は間違ってないんだ、と自信を持てたと思います。

が、あえて言おう!彼らのこれからを叱咤激励して。

「これだけは分かってほしい(before U Go)」・・・渋すぎじゃないか?(笑) あまり足早にオトナに(というか、本格派に)成りすぎないで欲しい、という思いもあります。彼らを取り巻くさまざまな現状を考えた時、常にピンと張りつめていないと乗り切れないのかもしれませんが、大丈夫ですよ!今の2人のこんな感じで、自分達のテンポで。

今の速さで進化して、このテクニック曲でこられたら、カラオケで歌える人は少ないでしょう。チャンミンの真似をしてカラオケで熱唱する男子が増えて(? *韓国のカラオケ事情は知らないけれど)、それを聴かされる人たちが苦笑いする絵が浮かびます。

カラオケ。

これがまた、あなどれないマーケティングの指標なんですよ。
明らかに歌えない、とわかる歌は歌わないでしょ。歌ってみたい、歌えたらカッコいいな、歌えるんじゃないか?そんな気持ちでトライする人がいるスレスレのラインが分岐点で、歌ったら「上手い!」って女子に誉められた!とかで、ますます頑張って練習したりする涙ぐましい男子たちいるんですが(笑)

明らかに歌えない歌にはトライしない、歌ったらbooingだったら次から歌わない、ですよね。

絶対無理という側に振り切れちゃったらヒットしないんですよ。

歌えるんじゃないか?と思う男子(ポジティブな勘違い・笑)がいて、それを聴いて「まあまあいいんじゃない?(チャンミンの足元にもおよばないけど)」とヨイショしてあげる女子がいて、「よし、もっと練習して上手くなるぞ!」という単純な男子がいて(笑)・・・こういう連鎖がカラオケ市場のヒットにつながるのです。

そうじゃないと、聴くだけの音楽になってしまうでしょ。あ、でもカラオケに行って歌わなくてもいいんですよ。我々一般人が歌えるか歌えないかのラインって、楽曲制作の上でも、かなり大きな分岐点なんです。ちょっと難しそうだ・・・だけどトライしてみたい!というのがギリギリのいいライン。

そういう観点からいうと、「これだけは分かってほしい」はギリギリのラインを攻めてきてるぞ、と。これはもう、東方神起に、「僕らと歌えますか?」という挑戦状をもらったと思って(笑)、ナチュラル・フェイクできるくらいに自分のものにしましょう!

それから、MVについて。

スゴイ完成度ですね。まるで映画です。多分このMV1本の製作費で、邦画のミニシアター系作品、軽く1本撮れちゃうでしょうね。MVの作り方にもいろいろあって、ストレートに演奏やライブシーンをメインにしたもの、サイドストーリーを折りこんだもの、映像監督が独自フィルターで解釈してアザーストーリーを作るもの。本人たちの手を完全に離れて、アニメや俳優を使った短編映画のように作品として別歩きするもの・・・など。

今回は本人たち出演によるアザーストーリーの映画仕立て、ですから、見ごたえありますよね。繰り返し見たくなったしまう時点で、映像パワーとしても秀逸です。

------------------------------------

>>東方神起をテーマにした過去記事

★「アーティストとファン」について思うこと。(6)

★「アーティストとファン」について思うこと。(7)

★「アーティストとファン」について思うこと。(9)東方神起におけるブランディング考察。

★「アーティストとファン」について思うこと。(9)-②

★番外編:東方神起に女子が好きなラーメン店を教えてあげるべきか・・・。

| | コメント (33) | トラックバック (0)

2011年3月15日 (火)

私たちに今できること。

地震から数日経過し、テレビでの被災地の様子を見るたびに、自分はここでこんなことをしていて、いいのだろうか?と焦りみたいな気持ちを感じる。

震災や戦争・・・生きるか死ぬかの緊迫した状況の現場がすぐそこで起こっていることを、テレビやネットで知ることが出来る現在、その現場にいたら、娯楽(エンタメ)なんてのん気なことは言っていられないだろう。

そのことを、エンタメ業界にいる人間は充分わかっている。わかっているから、だから身を潜めてしまう人も多い。コンサートやイベントは中止や延期になり、自粛するのは、「こんな時にそんなことやってる場合か?」、「苦しんでいる人たちが大勢いる時に楽しげにしている場合か?」----という周囲の声と、主催者サイドの自問自答や申し訳ない気持ち、今もっと大事なことがあるはずだ、という気持ちから、エンタメ後回しの結果に至る。

でも、あえて、お願いしたい。

歌える人は、歌って励まして欲しい。

演じることの出来る人は、素晴らしい演技で勇気を与えて欲しい。

有名な人、影響力のある人は、元気づけるコメントを出して欲しい。

それは、スターであるその人たちにしか出来ない励まし方だから。段取りとかも大事だけど、大袈裟なステージを組まなくても、今出来る範囲の中で、お願いしたい。

本当に苦しい時、心が折れそうになった時、諦めてしまいそうになった時・・・・・大好きな曲や詞、大好きな人の言葉で、頑張ろう!って気持ちになった経験、きっと誰もがそういう経験あると思います。

現場では、食料や水、毛布など、具体的に足りていない物がたくさんあるでしょう。具体的な「物」ではないけど、エンタメの世界で働く人たちは、その人たちにしか出来ない勇気の与え方、癒し方があると思います。自粛しておとなしく身を潜めてしまうのではなく、

歌える人は、歌って勇気付けて欲しい。

詩が書ける人は、希望の、未来の言葉を綴って欲しい。

有名な人は、もっと応援のコメントを出して欲しい。

その歌声や言葉や笑顔に、今日も頑張ろう!と思える人たちがたくさんいるから。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年3月13日 (日)

地震の日のこと。

_mg_8567

午後3時から、新宿御苑に今年新しくオープンしたラーメン屋さん「新潟進化系 俺たち越後や!」で、「女子ラーメン部」×【strobo】の企画ページの撮影を行う予定で、店の前で、今回の新人ゲスト・竹本綾ちゃんとマネージャーさん、カメラマンの押木クンと私の4人で待ち合わせ。

全員が揃ったところで、挨拶を交わしたあとは、店の外のメニューを見ながら、「何、食べる? 新潟だからお米とか、お酒とか、そういうのを生かしたラーメンを食べようよ!」「酒粕を使ってる酒《味噌ラーメン》おいしそう!」なんて会話をしながら、食べる気満々!

竹本彩ちゃんは月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」にバスケ部員役で出演中。明るくて爽やかで、ラーメンも大好き!という現在19歳の女のコ。

店内に入りと、ラーメンを食べているお客さんが数人いました。邪魔にならないように、「どの座席で撮影しましょうか」なんてことを店の人とも話しながら、座ろうとした瞬間、グラリと揺れが!

とにかく外へ出よう!と、4人で外に出て広めの交差点に向う途中、ゴゴゴゴッ・・・・と地鳴りが響きました。初めて聞く地鳴りにビックリしていると、周辺のビルから人々が飛び出してきました。ビルが隣接しているので、恐怖で見上げると、ゆらゆらと揺れて、電線も縄跳びみたいにぶんぶん回転しています。

_mg_8579

その瞬間、後方でガガーンッ!と重く大きな音がして、みんなが音の方を見ると、さっきまでいたラーメン屋さんの入っている大きなビルの外壁が崩れ落ちて道路に叩きつけられ、粉々になっていました。

こんな風に突然起こるのが天災なんだ・・・まさか、こんな場所で!

近くに大きめの公園があるので、そこまで移動すると、たくさんの人が続々集まってきました。近所の幼稚園児は集団で頭巾みたいなものをかぶり、OL風の女性たちは会社に置いてあるのか、白いヘルメット着用で。

地面はなんども大きくグラグラと揺れ、長い間みな、その場に立ち尽くしていました。

少し落ち着いてから、「ラーメンの取材は延期にしましょう」と、仕切り直し。竹本彩ちゃんとマネージャーさんは、とりあえず新宿駅まで歩いて行ってみる、ということで、そこで別れました。

カメラマンとラーメン屋さんに戻り、取材延期を伝えると・・・なんと!あれからそのまま、ラーメンを食べているサラリーマンがいました!

現場まで車で来ていたので、駐車場から車を出して、帰宅。いつもなら25分くらいの道のりも、大渋滞で、この日は帰宅するまで1時間30分かかりました。駐車場に車をとめ、周辺を見ると、何事もなかったかのような、いつもの風景。そこは平和な日常の景色。

地震は、本当にある日突然、どこにいても防ぎようがなく、たまたま居合わせた場所で被災してしまい、運命を大きく変えてしまうんだな・・・。

車で帰る途中で見た青梅街道、早稲田通り・・・日頃見たことのないくらいの多くの人たちが、黙々と帰路を歩いていました。こんなシーン、かつて映画の中で観たことがある気がする・・・と、目の前のリアルが不思議で仕方ないのです。きっと、さっき起きた地震をまだ自分の中で消化できずにいたんです。

自宅は・・・・本やCDがめちゃめちゃに散らばっていました。足の踏み場もないくらいに。

が、そんなことは取るに足らないこと、ということを知ったのは、TVを付けてから。帰宅できずにいる都内の人たちのこと、被災地の津波の映像・・・信じられないようなことが起こっていたのです。

夜、リイド社で「東京カフェ de スイーツ」の入稿前の校正MTG。今出来ることをやろう!その時はもう、そういう気持ちでした。リイド社は歩いて10分とかからない近所なので、高円寺駅方面へ出かけていくと、バスを待つ人の列が長々と続いていました。駅前のホテルも満室、と聞きました。電車はストップしています。

リイド社の社員の方々も、歩いて帰るか、泊まるか、どちらかを相談していました。

デザイナーからメールで、1時間半かけて歩いて帰宅した・・・との連絡。

MTG後、帰宅途中、コンビニに寄ると、パンの棚、おにぎりや惣菜の棚が空っぽでした!

夜中、ずっとテレビをつけっぱなしで、余震も多かったので不安で、地震で窓やドアがあかなくなったら逃げれないので、窓を少しあけたまま、もしもに備えて洋服を着たまま寝ることにしました。

岩手県に住む祖母は無事でした。翌朝は長野での地震。両親も何事もないとの連絡をくれました。あまりにも自分にとっても、身近に地震の恐怖を知ることとなり、実際は何も出来ないことに対しても複雑な思いを感じました。

地震の被害にあわれた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

★photos>>> ryosuke oshiki

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月 9日 (水)

映画「Somewhere」試写。

Somewhere

*「strobo」に掲載したレビューに大幅加筆。

------------------------------------

ソフィア・コッポラ待望の新作は、彼女のこれまでの作品の中で一番好きだ。

ちなみに今まで製作した作品「ヴァージン・スーサイズ」(99)、「ロスト・イン・トランスレーション」(03)は、タイトルセンスから好きだ。どことなく漂う暗さも、ヒリヒリした感じもいい。女性が見極める女優の起用も、なるほどとうなづけるものがある。でも、やはり「マリー・アントワネット」(06)が一番のメジャー作なのかな。私は「ヴァージン・スーサイズ」と「ロスト・イン~」の方が好きだけど。

今作も、タイトルがもう、なんとなく雰囲気を持っている。フライヤーのメインフォトもカッコいい。そして内容は、ヒューマンドラマとしても傑作だ!

ここまで書いたところで、「好き」とか「いい」とか、何回言ってしまったことか・・・。

父と子の忘れかけていた日常。金、酒、取り巻きの女、フェラーリ、ホテル住まい・・・自堕落に過ごしてきた映画スターのジョニー(スティーヴン・ドーフ)は、久しぶりに娘のクレオ(エル・ファニング)と暮らす中で、自分が大切にしてこなかったものに気づかされる。

たった数日間の娘とのかけがえのない時間---食事をして、卓球をして、プールで遊び、うたた寝して、今読んでいる小説の話をする、当たり前の家族の日常風景。

でもジョニーはそれまで真剣に向き合わず、大切な時間を置き去りにしてきたのだ。失った時間の大きさを思い知ると同時に、愛すること愛されること、そんな当たり前の幸福感を知る。

ところで映画というのは、数ヶ月に渡って起きた出来事でも、約2時間の作品に集約される。リアルに進む24時間の時計と一緒に物語を経験するのではなく、2時間の中に監督の描きたい全てが詰まっている。だから、手法として、リアルタイムの映像(シーン)が入ってくる時、そこには何か監督のメッセージがあるのだろうか?とか、重要な意味が何かあるのだろうか?と深読みしたくなる。

実際、約2時間の作品の中で、リアルで進むシーンが挿入されると、そこだけものすごく長く感じる。例えば、自宅から職場に通勤することを映像にする時、実際にリアルタイムでフィルムを回していたら、通勤時間が40分だったら、その時間をダラダラ観ることになる。でも、大抵の場合、家を出る→車で走っている→会社のエレベーターに乗る・・・みたいに、リアルで40分の出来事も、映画の中では数秒のシーンにおさまってしまう。

だから、映画の中で、リアルに実際の時間分の長回しのシーンがあると、そこだけテンポが変わったように感じるし、ものすごく長く感じるのだ。例えばキスシーンみたいな重要なシーンはリアルタイムで映像を流したりとかするでしょ?それが妙な臨場感を生むし。

という前置きをした上で----今作のオープニングのファラーリで走るシーン。ジョニーが運転するフェラーリが爆音で何周も同じ道路を回っている様子を、そのままかかった時間で定点カメラで見ることになる。これは何かの象徴? ソフィア・コッポラの作品で、リアル時間を割いて丹念に描いているシーンには、何か意味があるんじゃないか? 同様に、リアルタイムを費やしたシーンにポールダンスを踊るシーンがある。1曲丸まるポールダンスを見ることになる。。。う~ん、わからない。こういうの全てソフィアのセンスってことなのか。

で、この作品だが・・・真剣に向き合わず、おざなりにしてきた人間関係って、取り戻せるのかなぁ・・・・。

2010年/98分/監督・脚本:ソフィア・コッポラ/キャスト:スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング、クリス・ポンティアス/配給:東北新社 
www.somewhere-movie.jp

●4月2日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
©2010-Somewhere LLC

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バリスタ・チャンピオンに会いに小淵沢へ。

20110308105719

20110308104946今年の国内バリスタ・チャンピオン鈴木樹(スズキミキ)さんを取材するため、彼女が働く小淵沢のリゾナーレというリゾート施設内の珈琲専門店「丸山珈琲」へ行ってきました。珈琲はおいしいことで有名なお店です。

早朝、あずさに乗って約2時間。小淵沢駅で降りると、そこにはまだまだ雪が残っていました。

平日のリゾナーレは静まり返っていましたが、「何もしないために来る場所」と、鈴木さんが言ってたことがうなづけます。そんな贅沢。時間が止まってしまったみたいな静寂。

044

撮影のために、ラテアートを作ってもたうことに。

なんてスムースでキレイな作業!ラテアートを見ながら、「うわぁ!魔法みたい!」と思わず声に出してしまうくらい、キレイで早くて、あっという間に繊細なアートが完成しました。

丸山珈琲で鈴木さんがいれてくれたラテは、ホントにホントに美味しかったです!普段飲んでる珈琲と、何が違うのだろう?ってくらい明らかにこくがあって美味しかった。

鈴木さんは、カフェでラテアートを見て、やってみたい!と思ったところからこの職業を志したそうです。美味しい珈琲を求めていたら、珈琲豆のことを勉強したくなり、丸山珈琲に行き着いて、小淵沢で暮らすようになったそうです。

都会の生活から離れて、珈琲と向き合う生活。

私は自分に照らし合わせて考えてみました。何かを求めて、東京を離れて地方で暮らすことは考えられないので----というのは、私のやりたいことは東京にあるから----でも、東京には欲しいモノもあるけど、いらないモノもどんどん入ってきてしまう----だから、こうして静かに時間が流れる中にいると、逆に不安になってしまいます。

取材が終わって、小淵沢滞在時間はたったの2時間で東京に戻ることに。列車が東京に近づき、八王子を過ぎた辺りから街が騒がしくなってきます。その雑然とした景色を見ると、ホッとしました。なんでしょう、あの静寂にスポイルされるのが怖かったのかもしれません。

そこにあるもの、そこで働く人の姿も、ものすごく真っ当だから、自分のやってる雑多なことが、まるでどってことないみたいにドッシリしてないように感じ、芯のある仕事をしている人の姿を見たから、自分のホームグランドに早く戻らないと、なんだか不安になったのでした。

鈴木さんは日本代表として、6月にコロンビアで行われるバリスタの世界大会に出場します。今回の取材詳細は「東京カフェ de スイーツ」に掲載。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年3月 7日 (月)

今週はこんな仕事やってます。

月曜日は早朝から、「待ってました!」という感じで、メールや電話が殺到します。1つ1つにレスしたり、電話を受けたりしてるうちに夕方。相変わらず雑多な仕事をしています。アレもコレも、です。

・次号【strobo】で、映画「軽蔑」に出演している鈴木杏さんの取材が決まりました。現在、スケジュール調整中の俳優が約3名。どの人も以前からインタビューしたいと思ってる役者さんなので、スケジュールが出るといいなぁ。

・女子ラーメン部は、最近オープンしたばかりの新宿御苑前のラーメン屋に、新人女優さんと訪問予定。楽しみ!

・近々の試写の予定は・・・「GANTZ」、これは前回の続きね。妻夫木聡&松山ケンイチ主演の「マイ・バック・ページ」は期待値も高い作品です。山下監督は音楽を大事にする人なので、そういう面でも楽しみ。「SP」はハズサない作品。「少女たちの羅針盤」はインタビューのリクエストを出してる作品。「まほろ駅前 多田便利軒」は予告編観ただけで、面白そう!と思った・・・・など。

・カフェ本の次に、5月後半に1冊出版することが決まったので、その準備もしつつ、並行して3冊くらいの出版企画を打ち合わせ中。

・GWにラーメン関連のイベントを企画してる方たちとのMTGも今週。そうか、GWもすぐですね。

・商品モニターについて企業とのMTGも今週予定。

・「東京カフェ de スイーツ」はいろいろ追い込み作業。

・カフェの記事広告ページは土日返上して完成させたので、あとはクライアントの確認。

・23日発売の「SPUR」のレイアウト(画像入りのデザインページ)を確認しました。そこで、驚く事実がッ!私は、まあいつものように「女子ラーメン部」として、女性の好きなラーメン店を紹介しているんですが、同じページに、「ラーメンをこよなく愛するラーメンミュージシャン」として、サニーデイ・サービス田中貴さんが掲載されています。お~サニーデイ・サービス!曽我部さんですよ!数年前、下北沢でインタビューしたなぁ。いや、そういうことじゃなくて、サニーデイ・サービスの田中貴さんと私が「SPUR」の同じページに出ているのに、テーマが音楽じゃなくてラーメンですよッ!(泣?)

さっ、気を取り直して(笑)、明日は早朝から小淵沢へプチ旅行・・・じゃなくて取材に行ってきます。午前中には現地で取材やってます。今年のバリスタの国内チャンピオンの取材です。ラテアートのテクニックとか、凄いんだろうなぁ・・・。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

街には面白い会話が溢れている。

カフェで待ち合わせをしている時、移動中の電車の中、駅のエスカレーターで登っていく時・・・ふと耳に飛び込んできた気になる会話。 

<シーン1 @カフェ>

就活中なのか、スーツ姿の女性2人。面接の愚痴大会!

「《将来的に、うちの会社でやってみたいこと》とか聞かれたって、そんなのわかんね~っての!」

あ~、その気持ち、すっごくわかりますよ。私もね、かつて就活の時思いましたよ。特にマスコミ志望の人たちなんて、「マスコミで働いてみたい~!!」って気持ちの部分が大きいと思うんですよ。だって、実際会社でどんな仕事があるかなんて、入ってみなきゃわからないし、プロデューサーになりたい!とか言っても、そんなことがすぐに出来るはずもないわけだから。でも、マスコミ業界に興味があって~なんてぬるい感じのこと言ったら、落とされちゃうだろうな、とか、いろいろ思うワケですよね。うんうん、わかりますよ。でね、実際面接してる人って、明確なビジョンを持ってるか?とかを見てる(期待してる)ワケでもなかったりするんですよ。簡単に言ってしまえば「やる気?」(笑)とか、行動力がありそうか、とかね。どんな仕事から始めても、喰らいついていく根性がありそうか、と。それを面接でアピールできるように、頑張って!と、2人のスーツ姿に心の中でエール。

<シーン2 @電車の中>

女子高生2人。

「あの教生の先生、人気あったよね」

「でも、『私はすぐには教師にはならないけど』って言ってたよ」

「そういうの言わないほうがいいよね~」

わかる~!!同感ですよ!生徒と仲良くなって気楽に本音を言っちゃったんだろうけど、生徒はちゃんと見てるんだよ、って話ですよね。とりあえず教師の免許は押さえておいて、という感じなんでしょうね。そういう人に授業されてもなぁ~と、生徒はクールに見てる、と。

<シーン3 @駅の改札前で待ち合わせしてる人ごみ>

アキバ系っぽいコスプレカップル2人。

男「この前のイベントでDJやってたおばちゃんDJ、見せたかったよ」

女「え~!ウケル。おばちゃんのDJ?(笑)」

男「もうギンギンの格好してて、なんかラメのスパッツみたいなの? とにかく凄いんだから」

女「どのくらいの年なの?」

男「うちにかーちゃんくらい?かなぁ。ホント、もうギンギン!(笑)」

女「アハハハッ!!!それはヤバイ!!!」

男「もしオレのかーちゃんだったら、『いーかげんしろ!』って言うね」

女「え~!でも面白いじゃん!」

男「絶対ヤだよ。友達とかに絶対見られたくないし」

女「え~、私だったらそんなお母さん、嬉しいけど~」

・・・・・・息子だったら辛いだろうな。でも、きっとそのおばちゃんは息子の気持ちなんて考えたことないんだろうな。自分が青春しちゃって夢中になってるんだろうな。

いつも思うんだけど、街の中に溢れている会話は、ドラマのセリフなんかよりもずっと面白いな、と。まさにリアル!なんかホント会話が生きてて面白い!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月 6日 (日)

タイトル決定!「東京カフェ de スイーツ」

H1_f

本のタイトルが決まりました。

「東京カフェ de スイーツ」

タイトルには私の意見はそれほど入っていなのですが(笑)、それくらい、タイトルは重要で、この本に関わっている大勢の人の意見が反映されている、ということですね。

私の仕事は、表1の画像をセレクトし、決まったタイトルと必要なテキストをデザイナーに渡し、デザインの指示をすること。今回は、画像1点で、バーン!とインパクトのあるものを!ということが、事前に出版社と打ち合わせしていたことだったので、「ラテアートと鮮やかなスイーツ」をポイントに構図を考えました。

先日「カフェ本製作のバックステージ(2)」で書きましたが、取材で行ったカフェの、スイーツとラテを見て、これは表1候補になるかも!と思ったら、表1を意識した構図での撮影も押さえます。そうして、いくつかの候補画像の中から、恵比寿cociのスイーツとラテの画像を選びました!

デザイナーから表1のデザインパターンがいくつか上がり、出版社とMTGして、「東京カフェ de スイーツ」の表紙のデザインが決定しました!

発売は4月11日です。

見ても楽しめるキレイな画像満載の本を目指しています。タイトルに「スイーツ」が使われているだけあって、カフェの美味しいスイーツをたくさん紹介しています。お楽しみに!

今から1週間が、入稿前の追い込み期間になります!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年3月 5日 (土)

「アーティストとファン」について思うこと。(14)

プロフェッショナルとチャートについて。

普段なにげなく「プロ意識が足りない」という表現を使っていますが、プロってどういうことなんでしょう?ということについての私見。

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組(毎週月曜日22時~)には、毎回あらゆるジャンルのプロフェッショナルな仕事人が登場します。番組の最後に「あなたにとってプロとは?」という質問が投げかけられ、その日のゲストが自分の考えるプロとは、を一言で答えるんです。 

どの出演者の言葉にも、なるほどなぁ~と思わされるのだけど、私が今まで見てきた中で強烈にシンパシーを感じたのは「次の依頼が来るってことです」と答えた本の装丁家の言葉です。仕事のエリアが遠からず・・・的な感じだったから、余計そう思ったのかもしれないし、周囲で「仕事がない」と言って、転職したり、結婚したり、田舎に帰ったり、親の跡を継いだりする人もいる中、このザックリとエンタメ業界で生き残って仕事を続けていくことの厳しさを、身を持って感じていたので、「次の依頼がくること」という言葉に、その通り!と思いました。

1つの仕事が次の仕事につながって、明日の仕事があること。その積み重ねの中で、仕事が絶えないこと。少しでも手を抜いたような仕事をしてしまうと、次に声がかからない。

仕事をしているとよく聞く会話なんですが、「今回の仕事、去年は別の方にお願いしていたんですけど、なんかイマイチだったので、今年は違う人にお願いしようと思うんですよね~」みたいな話。チェンジ!ですよ。ダメなものは交代、です。日常茶飯事ですよね。もっといい相手がいたら、いつでもチェンジOKだ、というような考え方にも、不況と言われ始めてからは今さら誰も驚きません。特に近年はコストダウンなど、いろいろ見直しが入る現場が多い中、続けて依頼を受けることは本当に大変なことで、仕事における信頼が絶大でなければ関係は維持できません。

だから「次の依頼があること」ということは、世の中にさらされて、そこで競争して選ばれることでもあって、厳しい今の現実でもあります。そして、次の仕事が成立していくことは、イコール、「依頼された仕事で食べていける」、ということを意味しているのです。

さて、「考え方はいろいろある」と前置きした上で私の意見を述べますが、つまりは、プロであるかどうかは、世間が、周囲が認めることである、と思います。

ここで、明らかに反対の見方もあります。「自分がプロだと思えばプロだ」という考え。この考え方を否定はしません。が、私の考えるプロはそれとは違います。「違います」、と書きながら、いや、違います、と断定するのもまた違うんだよな、とハッキリしない自分もどこかにいます。それくらい、プロとアマチュアの定義って、時代とともにますますボーダレス傾向になっているんじゃないかな。

では、「音楽」。バンドを続けながらバイトで生活している。ファンもいるけど、音楽だけじゃ食べてけない・・・これはアマチュア。メジャーとインディーズの分類は、流通の問題なので、今はもう関係ないとして、インディーズでも音源が発表出来て、オリジナル音源を自主ルートで販売出来て、音楽で食べていける人は、アマチュアではないと思います。音楽を発信する方法もたくさんあり、受け手の趣味も多様化する中で、ミニマムなコミュニティーがたくさん誕生し、それぞれの小さな世界に、それぞれのスターがいたりする。

でも、「プロ意識」という言葉が意味する「プロ」は、またちょっと違ったところにあるような気がするんですよね。

例えば、自分のやりたいことしかやりたくない、という人。自分で作詞作曲して、製作費も全部自分で出してCDを作って、音源はi-TUNEとかで配信して、それらの収益で生活していける人。さっき私が定義した「プロとは?」によれば、この人はプロ、ですよね。スタンスと、その結果、そのアーティストの楽曲にお金を払って買ってくれるオーディエンスがいることで食べていけるならプロです。

だけど、そういう、わかる人だけがわかればいい、みたいな世界の話じゃなくて、確実に自分のファンだけを対象にしたイベントなどのクローズドな話じゃなくて、もっと積極的にメジャーフィールドで勝負しようとしている人、世間の目にさらされて、そこで評価を得ようとしている人が、プロの中でも特に私のリスペクトするスタンスです。

例えば音楽チャート。1位を獲得したとか出来なかったとか、そういうことで一喜一憂しているアーティストや関係者はたくさんいます。かつて、そういうのが馬鹿馬鹿しく感じてた時期もあります。一般音楽ファンは、さほどチャートの動向なんて気にしていないのに、って。

でも、近年、ちょっと別の角度から見ることができるようになったのか、考え方が変化してきました。

私は過去に約50冊くらい本を出版しています。書店に行けば買える本、いわばメジャーフィールド。でも、全国の売上げランキングに入ったことなんて、数回しかありません。それはアーティスト本だったので、そのアーティストが人気があったからです。一度、出身県(長野県)の出版社から、卒業した高校をテーマにエッセイを出版して、それが県内の売上げランク1位になったことがありますが、ローカルな話(笑)。

本を出版する際、この本が全国チャートの上位になりますように!なんて、自分の想像できる範囲の感覚じゃないので、自分の中のリアルじゃないんです。でも、本を出版して書店に本が並ぶ、というところまでは自分の中では普通のリアルです。本を出版した経験のない人から見たら、出版でさえリアルに考えられませんよね。そういうものです。その場所に行って、初めて、その先の景色が見えるから。

この1年間に4冊本を出したけど、全国の売上げランキングとか、王様のブランチで本を紹介されるとか、全く想像出来ないことです。だからこそ、わかってきたんです。うっすら見えてきたというか、感覚として理解出来る雰囲気・・・くらいまでにはなってきたからかもしれません。もう、本を出版するところまでは当たり前だ、その本が売れるかどうかだ、と、見てるずっと先の方に、次の目標が見えてきたからかもしれません。

本でも、音楽でも、ゲームでも、ランキングを争えるようなフィールドで毎回勝負できる人たちにとっては、1位か2位かでそりゃあ一喜一憂するだろうな、と。クローズドで、自分の見える範囲のファンや仲間を相手にしてたら、チャートを制することは出来ません。

世の中に自分の作品をさらして、評価を待ち、認められてこその1位。

とかくクリエイティブな仕事をしている人は、自分のセンスを信じて好きなコトをやって、それをわかってくれる人だけが支持してくれればそれでいい、という考え方の人が多いのですが、クリエイティブな作業をやりながら、それを世の中に投げかけて、認められようと努力すること----それって、すさまじいプライドだな、と理解できるようになったきたこの頃です。自分の才能やセンスを認めてくれるかどうかもわからない一般の人たちに、「これが私の作品です、どうですか?」って問いかけることで、新しい支持者に出会うこともできる反面、辛らつな批評も受け止めなければならないからです。ランキング上位を争うフィールドで自己表現をする勇気は、まだまだ私にはありません。

だからこそ、プロの中のスタンスとして、チャートにもこだわりを持つ、ということは、相当な自信とプライドがあってこそだし、支持者のみのクローズドではなく、より広く認められようと努力するストイックな姿勢にリスペクトせざるを得ません。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2011年3月 4日 (金)

夜明け。

20110304054520

朝5時過ぎ。今日も晴れそうですね。オープン前のカフェに取材に行く前の画像です。広告の仕事で、某カフェの取材記事ページを作ることになったからです。

広告タイアップの記事ページの製作は、まずはクライアントと事前にしっかりMTGをして、当日何をどのように撮影するかなど決めておきます。実際撮影するカフェで打ち合わせをしたので、撮影するスイーツやラテを作っていただき、味見をしたり、店内撮影の撮影角度などをイメージして、ページのラフを頭の中で構成していきます。

カメラマンに撮影内容を伝えて、デザイナーにラフを送って、事前準備は万全。

まだ暗い中、車を走らせます。道路はどこもすいていて、次第に明るくなってくる朝の景色が気持ちいいですね。

撮影は7時過ぎに終わり、おいしいラテをご馳走になって、解散。出勤の流れを逆走して8時前に帰宅。

今日は長い1日になりそうだ・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

3月1週目。

広告の仕事で、明日は朝6時から撮影に立ち会わねば!夕方からは出版社と打ち合わせ。

もう金曜日!もう週末!

ここしばらくの間にも、面白い出会いがいくつかありました。誰もが知ってる音楽エンタメ系会社の女性から、仕事のオファーを受け、会ってみたら、同郷の同じ高校卒業の後輩で、しかも、私のことをずっと知ってて、会いたいとずっと思っていてくれてたらしいので、嬉しかったです。彼女が高校生の頃、私は自分の高校生の頃をまとめたエッセイを出版してて、それを読んでくれたそうです。が、、、が、彼女の名刺を見ると・・・「取締役執行役員」・・・・ビックリしました。大出世!そして、いつまでたってもフリーターみたいな私・・・。興味深い話もいろいろしたので、それはまた今度。

K-POPのあるグループの日本でのコンサルタントをやっていた方ともMTGする機会があり、いろいろ考えさせられました。「韓国のグループと契約しようとする際、やはり文化の壁は大きい」と言われてました。アジアのタレントのマネジメントを担当していた方と話した時も、契約があってもなくても関係ないみたいなこともあって大変だった、と言われてました。どうもここしばらくは、ネガティブな意見ばかり聞く。。。いい面、悪い面が、それぞれ見えてきた、ということか。

来週以降、新宿御苑にオープンしたラーメン屋へ、「女子ラーメン部」企画でタレントの子と一緒に行って撮影予定。斎藤工さんの取材スケジュールも調整中。

そうそう!昨日観た試写はビックリした。鈴木杏にびっくりした!何の予備知識もなく行った試写「軽蔑」で、彼女の脱ぎっぷりが潔くて、びっくりしました!世間から軽蔑されるような恋愛をしてる2人・・・か?試写が始まる前、映画の宣伝担当者がスクリーン横に立ち、「本日はお越しいただき、ありがとうございます。この作品は・・・」と簡単に作品紹介をして、「上映時間が○時間△分。6月×日公開です」と言ってから、映画が始まるんだけど、「体当たりの演技に注目してください」と言ってたんですよね。まさに体当たり!その言葉そのまんま。ホント驚きました。高良健吾&鈴木杏主演作品。詳細はまた今度。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月 3日 (木)

映画「台北の朝、僕は恋をする」

3月12日公開作品。発行したばかりの【strobo】で、監督インタビューとレビューを掲載しています。

プレス資料に、監督がこの映画を撮ろうと思ったきっかけが書いてあって「台湾の外に刺激を求めて出ていく若者たちに多く出会った」、という監督の言葉が気になっていました。

--------------------

台北の朝、僕は恋をする

「パリ、テキサス」のヴィム・ヴェンダース製作総指揮のもと、エドワード・ヤンに師事したアーヴィン・チェン監督が台北を新たな視点で描く意欲作。

パリにいる恋人に会いたい一心で、台北の書店でフランス語の本を読みあさるカイ(ジャック・ヤオ)はある日、電話で彼女に一方的に振られてしまう。彼女と会って話をしたい!と焦るカイは、パリへの旅費を調達するため、怪しい小包を届ける仕事を引き受ける。小包を無事受け取った夜、カイはいつも行く書店で働いているスージー(アンバー・クォ)と偶然会い、事件に巻き込まれていく。翌日にはパリへ発ちたいのに、前夜、台北の街の中でそれぞれの気持が加速していく物語---。

出会いは偶然。誰かを好きになる瞬間、その場所、その時間、二人を取り巻く雑踏までもが、いつもだったらただガヤガヤと雑音に聞こえてるだけだったのに、まるで宝石がぶつかり合うみたいにキラキラと音を立てているように眩しく感じる。

それまでの何の変哲もない日々、刺激もなければ希望もない毎日の繰り返しの中で、ここじゃないどこかへ脱出したい!別の世界を見てみたい!そこはきっとここよりも楽しいはず---そんなことを考えていた青春時代の焦燥感と、小さなきっかけ1つで一歩踏み出す勇気が生まれるくらい単純な若さのパワーが、混沌とした台北の夜の街に似合っている。何かが起こりそうな予感。徹夜して、友達と騒いで、街を歩きまわり、お互いのことを語りあった日の記憶がリンクしました。

---------------------

新世代の映像作家、台北を新たな視点で描くアーヴィン・チェン監督(めがね男子!)の来日中、10分間だけ時間をいただいてminiインタビューを敢行しました。

――監督は来日中のインタビューを英語で行っていますけど、撮影時の現場はどういう言語が飛び交っていたのですか?
「英語、中国語、台湾語、そしてドイツ語が飛び交うクレイジーな現場でした。カメラマンがアメリカ人、プロデューサーがドイツ人、俳優には僕から中国語で話しかけて、カメラマンには英語で話しかける。カメラマンの通訳がそれを台湾語にして他の人に伝える、という楽しい現場だったよ。これからもこういう感じで、世界中のいろんな所から集まってくるメンバーと作品作りをしたいと思っています」

――プレス用の資料に、監督がこの作品を撮影するきっかけが「台湾の外に刺激を求めて出ていく若者たちに多く出会った」ということが書かれていました。その現実を目の当たりにした時、監督はどういう気持ちになったのですか?共感?悲しみ?
「悲しみではなく、すごくユニークだなと思ったんです。僕自身アメリカ出身で、アメリカは国が大きいせいかあまり他国に対しての憧れみたいなものは抱かない。でも台湾人の友人たちはフランスやイギリス、日本など違う文化への憧れや執着が強いんです。だから今回の作品は、自分の住んでる場所を離れてどこかに行きたいと思ってる若者を描いています。でも僕自身は台北がすごく好きなので、「なんで他に行きたがるの?」っていう気持ちなんですよ(笑)。今作では、台北にも素敵なところがたくさんあるんだよ、ということを伝えたかった」

――映画にとって音楽は重要だと感じましたが、監督自身が好きな音楽は?
「僕はUKロックが好きで、特に好きなのはレディオヘッド。でも、今回の作品に関しては1930年代のパリのフレンチ・ジャズっぽい軽快な音楽を意識しました」

――カイがスージーを好きになっていったポイントは?それは監督の女性観にも通じますか?
「スージーは、イコール「台北の街」という感じに描いています。スージーと同じように、台北の街はエキサイティングで面白くて、ちょっと笑えたりもして。だから自分が女性と恋に落ちていくというより、自分が台北という街を好きになっていく過程を描いた作品になっていると思います。個人の恋愛観が作品に反映されているか?というと、それがなぜかあまり自分の作品には反映されていないんですよ(笑)。愛というものを僕がどういう風に見ているか、という感覚は描かれていると思いますけどね」


2011年/台湾・アメリカ/85分/監督・脚本:アーヴィン・チェン/キャスト:ジャック・ヤオ、アンバー・クォ、ジョセフ・チャン、トニー・ヤンほか/製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース/配給:アミューズソフト ショウゲートhttp://aurevoirtaipei.jp/

●3月12日(土)、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次ロードショー

------------------------

それにしてもだ、インタビューの10分て、どういう時間なんでしょうね。近年、俳優や監督のインタビューや撮影時間がどんどん短くなっていっているような気がします。合同インタビューなんて日常茶飯事みたいですし。ってことは、複数誌に同じ内容のインタビューが掲載されてもいいってことなんだよね・・・。なんか凹むわぁ。そういうインタビューって、取材を受ける側も、今どこの雑誌の誰からインタビューされているか、なんてわからなくなってしまうでしょうね。それくらい、今は時間がないんですよね。誰もが。取材される側も、する側も。そして貴重な10分、というか時間全てがお金に換算されているのかもしれないですね。短い時間で効率よくこなしていく、みたいな。

合同インタビューだったら、自分がインタビューをやる意味を見失ってしまいそうです。インタビューに対するプライドも失ってしまいそうです。

だから、10分間だけでも、単独でスケジュールを出してくれた映画の宣伝担当の方には感謝しています!頑張って交渉してくれる人がいるから、こうして取材が成立して、ページが完成したのです。しかも、結構いい感じに掲載ページが出来て、みんなが「良かったよ、あのページ」と納得できたことが、ほっとしてるところ。

一方で、10分のインタビュー時間で、あのくらいのページに仕上げてくれうなら、10分くらい時間出しますよ!とのアプローチも増え、それは困ったな、と(笑)。

この作品は、台北の街の中を、路地裏を、走り抜けるような感じと、徹夜して話してるうちになんか好きになっちゃったかも、的なyoung loveの青春のキュンとくる疾走感がいい感じです。

夜って、どうして素直になれるのかな、とか、夜って、どうしてこんなにいろんなこと考えるのかな、とか、そんなもどかしさが詰まった作品です。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年3月 1日 (火)

★2010映画総括(1月~6月)

去年のうちにまとめておこうと思っていたのに、遅くなってしまいました。

2010年、試写会で観た映画作品について、総括してみようと思います。主観で★をつけました。これからDVDを借りる時の参考にしてください。★3コ以上の作品は納得の作品です。★4コは、今からでも是非観てほしい作品です!

2010年は、ラーメンやカレーやbaby mapの本を出版したので、そちらに時間を持っていかれて、映画を観る回数が例年より少なかったように思います。でも、いい作品が多かった、という印象。今からもう一度、思い返してみます。試写を観た月でまとめたので、実際の公開日はそれより数ヶ月先になっています。(カッコ)は試写室。過去に書いたレビューともリンク貼りました。(←この作業が大変でした~)

1月>>4本

「息もできない」(松竹)★★★★「海の金魚」★「誰かが私にキスをした」(東映)★★「半分の月がのぼる空」(テアトル)★★★

・・・年明け最初に観た「息もできない」で衝撃を受けました。その勢いで、試写後「監督のインタビューをしたいのですが、来日予定ありますか?」と宣伝会社の方に聞いてしまうほどでした。ヤン・イクチュン監督のインタビューは【strobo】vol.5に掲載。「海の金魚」に出演した賀来賢人さん、「半分の月がのぼる空」に出演した池松壮亮さんもインタビュー掲載しました。

2月>>4本

「マイレージ、マイライフ」(パラマウント)★★★/「猿ロックTHE MOVIE」(ショウゲート)★★/「時をかける少女」★★★「ソラニン」★★★★

・・・ラーメン関連でバタバタしてた月ですね。スケジュール帳に試写の予定を書き込んでは、行けなくなって×を付けてる日が多かったですね。「グリーン・ゾーン」や「シャッター・アイランド」は観に行こうと思いつつ、行けなかった作品です。「ソラニン」はコミックのファンだったので、映画化に期待していたのですが、期待を裏切らないライブパフォーマンスの素晴らしさ!でした。「時をかける少女」で主演した仲里依紗さんの取材をしました。

3月>>6本

「書道ガールズ」(ワーナー)★★★/「さんかく」(テアトル)★★★/「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(ショウゲート)★★★/「パーマネント野ばら」(ショウゲート)★★/「苦い密」(松竹)★「ローラーガールズダイアリー」(シネマート六本木)★★★

・・・映画館で映画を観る本数が年間1~3本という人も周囲にはたくさんいますが、DVDじゃなくて映画館で観てこそ!という作品があまり多くない、という現実もあるのかなと思います。邦画の中には、なぜ映画にした?と思うような作品もあります。だからこそ、邦画でこだわって作ってる作品に出会うと嬉しくなります。「書道ガールズ」、「さんかく」、「ケンタと~」は、それぞれ納得いく作品です。「書道ガールズ」に主演した成海璃子さん、「苦い密」に出演した鎌苅健太さんの取材をしました。

4月>>3本

「ヒーローショー」★★/「シーサイド・モーテル」(アスミック・エース)★★★「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」(東宝)★★★

・・・なんか遠い昔に観たような気がしてしまいます。試写状を受け取って、試写室の案内を見た時、アスミック・エース試写室と東宝試写室の文字を見ると、なんかそれだけで期待値が上がっている自分に気づきます(笑)。「ヒーローショー」には共感できなかったなぁ。

5月>>4本

「告白」(東宝)★★★★★「東京島」(シネマート六本木)★★★/「シュアリー・サムデイ」(松竹)★★★/「ソフトボーイ」(東映)★★

・・・「告白」は映像、編集、脚本、役者の演技、全てに衝撃でした!原作も読みました。「東京島」に出演した窪塚洋介さんの取材をしました。

6月>>6本

「NECK」(アスミック・エース)★★/「トイレット」(テアトル)★★★/「スープ・オペラ」★★★/「君が踊る、夏」(東映)★★★/「悪人」(東宝)★★★★「神様ヘルプ!」(TCC)★★

・・・「悪人」と「告白」は、最近発表された日本アカデミー賞でも多数ノミネートされていましたよね。「君が踊る、夏」に出演した五十嵐隼士さん、「スープ・オペラ」の坂井真紀さん、西島隆弘さん、「神様ヘルプ!」の加藤和樹さんの取材をしました。

2010年前半は27本の作品を試写会で観ました。もっと観ていないかと思っていたら、案外観に行ってて驚きました。料理好きの人には「トイレット」や「スープ・オペラ」のフードコーディネートが見どころです。

7月以降、つづく。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »