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2011年5月10日 (火)

KAZUKI KATO LIVE @SHIBUYA O-WEST

20110505204108

先日、加藤和樹さんのライブを観てきました。ライブの正式タイトルは KAZUKI KATO LIVE 5th Aniversary "GIG"Tour 2011 Rock'n Hall(O-WEST)。

去年【strobo】で加藤さんのインタビューをしました。それまでの出演作品から、勝手に想像していた加藤和樹さんのイメージを、いい感じでくつがえしてくれる出会いでした。

自分の考えてること、思ったことを、音楽で表現する人、言葉で表現する人、演技で表現する人、造形的なアートなどで表現する人、しゃべって表現する人・・・・・・表現方法って実際はたくさんあります。でも、それらを使いこなして自分自身を伝える術を持ってる人は、そんなに多くはありません。

加藤さんは、伝えたい思いを、ちゃんと言葉にして伝えることが出来る人なんだなぁ、とインタビューした時に感じました。

俳優という仕事をしている人の中には、演じることで自分を表現したい、それ以外の場で自分を表現する必要はないと考える人もいます。ミュージシャンもそうです。作った音楽を聴いて、それでわかって欲しい、音楽について説明はいらない、と考える人もいます。加藤さんは、自分のやってること、考えていることを、ちゃんと自分の言葉で説明できる人で、表現方法としていろいろなアプローチを持っている人なんだな、と思いました。当然、インタビューで話していると楽しいし、こちらもいろいろ聞きたいことが出てくる相手。

インタビュー後、事務所の方に、「今度は音楽をやっている加藤さんを見てみたいので、ライブがある時、声をかけてください」と話していたのですが、なかなかタイミングが合わず、今回やっとライブに参加出来た、という経緯。まずは事務所の方にお礼を言いたいです。忘れずに声をかけてくださったこと。ありがとうございます。

音源としての加藤さんの歌声は、前回インタビューした際の「神様ヘルプ!」でも聴いていたけど、ライブは+パフォーマンス!どんなステージなのかな、と楽しみでした。

結論から言うと、ものすごくいい意味で、「ファンとの距離感がいい」。仲がいいんです。仲がいいって書くと、なんか妙ですが、お互いのいい信頼関係が、この日会場にいた全ての人を笑顔にしていたんだと思います。

私はブログで【「アーティストとファン」について思うこと。】というタイトルでシリーズで書いていますが、今回、そのタイトルで書こうかな、と迷ったくらいです。

お互いに遠慮がなく、絶対相手を信頼している。MCでの加藤さんとファンとのやりとりを2階席から見ながら、1つの理想の関係だな、と思いました。加藤さんの一挙手一投足にドキドキしているファンに対して、「大丈夫だよ!オマエらは心配しすぎなんだよ(笑)」って、まるで家族とか彼女に言うようなセリフ。

ところで、この日のステージは、ギター2人にベース、ドラム、キーボードのバンド形式なので、いやもうステージが狭い狭い。それぞれがアンプ積んでますからね。しかも途中、加藤さんがギターを持って歌う2曲の間は、ギター3本ですからね!3本でギターのユニゾンとか、見てても楽しめるし、とにかく全体的に音はぶ厚くてキモチ良かったです。ギブソンだったかな。ギターを始めた頃は「F(コード。初心者が押さえるのが難しくて、ここで挫折する人もいるコード)とか、わかんねーし。あの時はいっぱいいっぱいだったんですよー!」とぶっちゃけトークの加藤さん。ギターの位置低いです。低いのカッコ良くて好きです。

この日のライブは、加藤さんのデビュー5周年のアニバーサリーライブで、5年前と同じ会場でライブをやることに意味があったんですね。あまり状況を知らずに行ったんですが、MCや流れの中で理解しました。1つの区切りであり、新しいスタートのライブ。

私が「お!」と思ったのは、中盤のアコギで歌をしっかり聴かせた数曲のコーナーと、「曲先」で歌詞を書く、とのMC。そうなんだ!加藤さん、曲先(「きょくせん」と読みます。業界用語です)なんだ。楽曲を作る際、詞が先にあって、それにメロディをつけていくのが「詞先(「しせん」と読みます)。その逆に、メロディが先に出来ていて、それを聴きながら歌詞をハメていく作り方が曲先。加藤さんは「曲先」で歌詞を書くと言ってました。なるほど~。あ、いろいろ質問したくなってきちゃいました(笑)。

MCでは、5年間を振り返って懐かしむシーンも多々ありました。加藤さんはビジュアルはオトナでカッコいい男性だけど、ファンから見ると、目が離せないヤンチャで真っ直ぐでカワイイ人なのかな、と思いました。

スケジュールの都合でアンコール前に会場を失礼することになってしまいましたが、この日、今まで知らなかった加藤さんの魅力をずい分知りました。

彼のファンは皆思ったでしょう。この人のファンになって良かった。ついて来て良かった。同じ時間、同じ空間で、5周年を一緒に祝えて良かった、と。

俯瞰で観ていた私にも、そのハッピーは伝染してきましたよ。

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コメント

松本さま

アメブロでいつも大好きなブログを書く方がいて、その方のリンクからこちらのページにお邪魔致しました。
初めまして、りさと申します。

私は和樹さんのファンなのですが、ファン目線じゃない和樹さんのライブの風景を読ませていただくのはとっても不思議な感じ。
そして褒めてくださっているのを見るのはファンとしてとっても嬉しいです。ありがとうございます。


表現方法についてなんですが。
松本さんの文章を読んでうんうん、と頷いてしまいました。

本当…にそうなんです。
和樹さんって引き出しの多い方ですし、なんて器用なんだろうといつも思います。
いろんな表現をお持ちです。
かなり羨ましいです。人として。

それに、ブログに書かれている文章なんかも、ご本人の味がすごく出ているように思います。歌とか舞台とかではない、和樹さん自身の味です。
たかがブログ、されどブログです。
その人が文章に使う言い回し、間の取り方、などから…読むだけで本当に、伝わる情報がたくさんあります。
それに…伝わる思い。
これが一番すごいかもしれません。


それから、松本さんが「ファンとの距離がいい」と言って下さってとても嬉しいです。
というのは、先日雑誌の本音連載で、ファンとの距離は難しい、と和樹さん自身が言っておられたからです。
「加藤和樹としての俺は全部見せるけど、俺自身を全部見せるわけにはいかない。」…というようなことを言っておられました。

それを読んだ時、正直、
いや、ちゃんとできてると思うんだけど…距離…と思いました。
でも、上手い日本語の表現が見つからなくて。

だけど松本さんのおっしゃる、「仲がいい」という表現は本当にぴったりで。
こう…なんかすっきりしました(笑)

今回の和樹さんはなんだかいつもよりも言葉が、「家にいる時」っぽかったように思います。なので余計にそう思いました。
なんか、いつもちょっと畏まった感じが抜けない和樹さんなのですが、今回は本当にリラックスしてらしたというか、自分のファンだ、ここに来てる人はみんな!みたいな安心感があったんじゃないかと勝手に感じてました。
それは皆さんそう思ったんじゃないかなと思いました。
だから余計にいい空気がどんどん膨らんでいったのかも、と思います。

俯瞰で見ている松本さんに、ハッピーが伝染したのはすごく嬉しいです。
あの会場は狭くて、希望しても当選しなかったファンがたくさんいる場所です。なので、行った人はその場に参加した喜びはまた格別だったと思います。私自身、和樹さんの5年前のライブは落選しました。なので行くことができて、本当に嬉しかったです。

長々と失礼致しました。
最後になりましたが、私はすっかり松本さんの文章のファンになりました。
今回のツアーのレポが読んでみたい…と思ってしまいました。
和樹さんの好きな大阪とか、和樹さんの地元の名古屋とか…松本さんの文章で感じたいなあと思ってしまいました。

また来させて下さい。
ありがとうございました。


りさ

投稿: りさ | 2011年5月10日 (火) 21:53

>りささん

熱いコメント、ありがとうございます。

加藤さんが出演している映画は何本も観ているのに、音楽をやってる姿は見たことがなかったので、一度見てみたいとずっと思ってました。
演奏のぶ厚さからも、ホールを意識したバンド形式ですよね。広いステージが似合いそうです。

加藤さんもかなりのラーメン好きらしくて、「女子ラーメン部」に推薦するラーメン屋さん情報もいただいているので、まず私が食べに行って、確認してから、報告しますね!(笑)

投稿: kiyori ♪ | 2011年5月11日 (水) 22:31

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