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2011年11月29日 (火)

【strobo】vol.14の製作バックステージ(1)

St14_c【strobo】を製作しながら、毎号「今回の写真は良かったなぁ!」と、自分のやっていることなのに、かなり満足してしまうんですが(笑)、結局プロデュースしているのは私なので、私が見たいと思うアーティストの表情や瞬間をカメラというツールで切りとれたら満足。

私の撮りたい映像を理解してくれて、一緒にノッテくれて、最高の表情をとらえてくれるカメラマンに依頼しています。

どういうページを作りたいかラフを描いて説明し、そのためにどうやって撮影するかを打ち合わせし、カメラマンは私がイメージしている構図、画像の質感、光の入り方などのリクエストに応えようと頑張ってくれるんです。感謝しています。

今回、チャンソンくん(2PM)の撮影をしたカメラマンの押木くんには、画像の上がりを見た瞬間、「今まで押木くんに撮ってもらった中で、一番好きな作品だよ!」と、伝えました。写真がいい時は、余計なデザインはいらなくなってしまうんですよ。その1枚の写真の表情がアーティスト自身を語っているから。言葉やデザインを超えてしまうのです。

撮影前のリクエストは、ストリートっぽいザラッと感。チャンソンくんのシンプルな衣装と、美しいたたずまいは、背景がシンプルな無地の時よりも、雑多な背景の中でこそ逆に際立つ、という表現。例えば渋谷のスクランブル交差点の中にいても、パッと見つけられるオーラを持った人だから、あえてキレイな背景でキチンと静止したキメの撮影をするよりも、自然にしていることの方がカッコいいというか、自然体の説得力というか。

皆さんも自分に当てはめて想像してみてください。壁の前に直立してカメラを見て「はいチーズ」の方が簡単でしょ? 「カメラの前で自由に自然体でいて、でもカメラに対して無意識ではなくて」・・・と注文されたら、かえって動けなくなってしまうでしょ。固まってしまうのが普通ですよね。そこで動けるのがアーティストのスキルだったり、動きやすい環境を作って引き出すのが我々編集のアイデアだったり。こういうのを撮影のセッションと言います。お互いに「こんな感じ」というイメージが一致した時が、ベストショットをものにでる瞬間なんですよ。

この日、複数社の取材が入っていたので、他と重ならない雰囲気の写真を見せたくて、背景となる場所を探し回りました。エレベーター前? エレベーターの中で、扉が開いたところを撮る? ガレージはどうだろう? ロビーのソファー? スタジオの扉に「2st」とか書いてるのを入れて撮る?・・・・・・・。

そして見つけたのが、倉庫の中。撮影用のバック紙の在庫置き場です。これを色鉛筆みたいに生かせないかな?フラッシュをたきすぎると明るく平面な雰囲気になってしまうので、奥行きがあるように、光があたらない暗い部分があってもいいよ!と。

でもここはバックヤード。撮影許可はおりるかな。スタジオに交渉すると、快くOK!バック紙の並び順を揃えたりもして、撮影したのがこの写真です。

・・・私、余りにも撮影現場、仕事の現場、スタッフとのディスカッションや現場でのセッションが好きすぎて(笑)、こういう話を始めると止まらなくなってしまいます。

そしてやっぱり、最終的には見てくれるファンの方が、「今回の写真カッコいい!」「こんな写真を待っていた!」と喜んでくれるのが最高に嬉しいんです。あぁ、よかった、とホッとする瞬間でもあります。

チャンソンくんのページ、たくさんの方に見て欲しいです。見て、あーだこーだ盛り上がって欲しいな。ファンの皆さん、期待しててください。扉ページの写真のチャンソンくんと目が合っただけでドキッとしますよ!・・・たぶん(笑)。あ、そうそう、4pで掲載しています! 【strobo】vol.14 保存版ですよー!

St14田中麗奈さんのページは、表情で二面性を表現したいなと考えていました。彼女の出演作品「源氏物語~千年の謎~」で、田中さんが演じているのは六条御息所。光源氏を愛し過ぎて生霊になってしまう役で、普段の知的な姿と、生霊になった時の激しく哀しい姿の二つの女性を演じているからです。おだやかな表情とクールな表情、など対峙する2つの内面を表したいので、撮影はバストアップかアップで、全身の引きの構図は撮影しなくてもよい、とカメラマンに事前に説明。

いつも構図に関しては必要か必要じゃないかは事前にハッキリ決めておきます。使うか使わないかわからないけど、とりあえず撮っておこう、みたいな撮影はあまりしません。アーティストにも失礼だから。カメラマンと編集だけがわかっている、というのではなくて、アーティストにもどういう意図でどういう撮影をしたいか先に説明してから撮影に入るようにしています。そうすることで、目的が明確になって、アーティストの集中が高まるんですよね。今カメラマンは自分のアップを撮影しているのか、腰ぐらいまで入っているのか?どういう表情を狙っているのか、など、撮影意図がわからずに始めてしまうと、撮影される側も集中が続かないんですよ。

カメラマンの木村さんは、私からのリクエストに応えるために、当日「黒い背景」と「白い背景」を準備して来てくれました。なるほどね!白い背景でやわらかく明るめの表情の田中麗奈さん。黒い背景ではクールな田中さんを表現しています。

JOKERやライブレビューに関する製作バックステージは、(2)でアップします。

というワケで冒頭に戻ると、「いやぁ~今回の写真も良かったなぁ!」と大満足。あとはファンの皆さんに見ていただいて、喜んでもらえたら充分幸せ。

今回は、いつも以上に入手困難になってしまうかもしれません。そんな予感がします。即日で配布完了してしまうかもしれないので、送料などかかってしまうけど、興味のある方は事前予約して絶対見て欲しいなぁ。

★予約は11/30のam10~12/4のpm9まで受付けます。そこで希望冊数の確認をし、予約番号の発行によって冊子をキープします。発送は10日以降順次になります。

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コメント

不躾なコメントで失礼します(汗)
加藤和樹さんのファンで以前もたしか掲載されたことがあると思うのですが
映画館で入手しようとしたところ、入手が叶わず残念な思いをしたので
今回は予約させて頂きたいのですが
どうしたらいいでしょうか??
詳細を教えて頂けると助かります☆
どうぞよろしくお願いします

投稿: かずえ | 2011年11月29日 (火) 17:25

地方在住ですので、【strobo】vol.14を購入したいと思っております。受付メール設定を変更されるとありましたが、受付アドレスはどちらになりますか。
お手数ですが、教えていただけないでしょうか。

投稿: aya | 2011年11月29日 (火) 22:12

★予約方法などは11/30のam10~ブログアップしますので、それまでお待ちください。

投稿: kiyori ♪ | 2011年11月29日 (火) 22:26

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