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2012年5月19日 (土)

【strobo】vol.16 予告編(5) 谷村美月

1*追記しました。

画像チェックが済んだ画像、谷村美月さんと美男<イケメン>バンドの来日インタビューの画像もチラ見せしますね。

【strobo】は配布開始と同時にあっと言う間になくなってしまうので、自分の好きなアーティストが掲載されていることを知って、「見たい」、「欲しい」と思った時にはもう在庫も終了~ということが多いので、少しでも事前に気づいてもらいたいな、と情報を先行で公開しています。

表紙のイラストも記憶にインプットして映画館に行けば、見つけやすいでしょ。

先日予告編(3)で谷村美月さんの取材について書きましたが、不思議な迷路みたいな、、、商店街とはちょっと違う古いビルの中なんですけど、差し込む光が青や黄色や赤や、不思議な色に景色を染めていて、ウォン・カ―ウァイの映画のシーンにこんな感じあったようななかったような・・・そんなイメージの場所。っていうのが、画像を見てもらえば伝わったかな。これね、私たちが照明を持ち込んだんじゃなくて、自然にその場で撮影すると、ブルーに染まるんですよ。結構アート寄りなステキな撮影が出来ました! ここは撮影意欲が増すロケーションです。でも、アートに寄りきってしまわずに、普段のナチュラルな自然光での飾らない谷村さんもちゃんと押さえてありますからご安心を。不思議でジャンクなエリアを抜けると、のどかな風景。2つの世界のギャップを別人のように表現してしまう素敵な女優さんです。

Img00078そして、話題のドラマ「美男<イケメン>バンド」のメンバーです! ドラマの撮影は冬だったので、撮影後数カ月経っていて、メンバーのビジュアルもドラマのまんまではないので、一瞬キム・ハジン役のユ・ミンギュくんは、会った瞬間わからなくて、「うわぁ~!ドラマとイメージ全然違いますね!」と言うと、「はい。ドラマは高校生の役でしたからね」とニコニコ。 背高ッ!スタイルいいッ!・・・口に出てしまいます。さっそくコソコソとカメラマンに「台に乗って撮影しないと、目線合わないかも」と、台の用意を指示したくらいです。

4人並んで立って撮るのは基本パターンとして、アレンジバージョンで窓際に座ってもらおうかな、と。ちなみに、この場所が決まるまで、担当者の方にいろいろダメ元を承知でリクエストしてみて、却下されたらまた次のアイデアを出す、という繰り返し。「メンバーを外に連れ出せますか?」ダメ。「あっちのテラスみたいな場所は?」ダメ。「窓のブラインドを全部上げるのは?」OK。「ここに座ってもらってもいいですか?」OK。そういうせめぎ合いの中で、その日その場所でベストを尽くす、というのがいわゆる業界用語で「現場処理」。「あとは現場で~」と、事前の打ち合わせは当日のその場での瞬時のジャッジにかかってくるんですね~。

私は紙媒体が大好きで、だから自身もイチ読者目線で雑誌を見た時、多分ファンの方なら皆さんそうしているように、「あ、この服装は同じ日の取材だな」とかって、およそわかるじゃないですか(笑)。1pに1点、キメのポートレート的な写真を入れてデザインするページをよく見ますよね。たった1枚の写真だったら、あまり冒険もできないから、目線があって、しっかり顔が写っているものを選ばざるを得ないと思うんです。編集者の立場ならそうするな。だけどそこで、何点か掲載できるとしたら、横顔もアリかもしれないし、超ドアップや、違う背景を求めていろいろチャレンジしてみたくなりますよね。そういう衝動が発展して今の【strobo】になってきたので、ひとりのアーティストをいろんな角度から、その瞬間を切り取りたいなと思うんです。で、もっとも苦手なのが、カッチリとしたキメポーズみたいなの(笑)。

アーティストが完全なプライベートで撮影しているワケではないのに、もしかしたらこういう素顔もあるのかな? と見てる側に想像させるような写真、こんな会話しながら撮影しているのかな、と1枚の写真の前後の時間も浮かぶような写真が私の好きな、理想の人物撮影です。 

撮影だけど、自然体になれる環境を(雰囲気)を作って、仕事なんだけど、アーティストも一緒に撮影を楽しめればいいな、といつも思っています。仕事をこなす、という作業にはしたくないので、アーティスト自身にも楽しんで参加してもらう。だから撮影する時は、最初に、今回私はこういうページを作りたいんだ、とか、こういう構図の撮影をしたいんだけど、とアーティストに話します。質問されたらそこで答えて、全体ではこういう感じを目指してる、というイメージも伝えると、もともと感性の優れた人たちなので、それぞれが自分のイメージを重ねて、自由に動いてくれるんです。そういう風に一緒に楽しめて、意見好感できたり、撮影の中でのセッションするみたいな時間が過ごせ時は、結果としていい写真が上がっているんですよね。

で、撮りおろしをしているのだから、その情報の発信スタートは自分達でありたいんですけど、最近はTwitterやFacebookでいつの間にか、私達が情報解禁する前に出てしまったりするんですよね。俳優の向井理さんがブログに書いていたけど、あぁ~わかるなぁ、と思いながら読みました。

最近私が撮影した撮りおろしの現場画像が、多分現場にいた関係者の方の写メからアップされていくのだろうけど、撮影している間にもう出回っていたからね。

以前なら出版社やレコード会社や事務所や配給会社など、その撮影の版元となっているところが情報解禁のタイミングをコントロールしていて、暗黙でそれが業界のルールとして守られてきたんだけど、全ての人が発信ツールを持っている時代だから、そういう制御がきかなくなっちゃってますよね。そしてそのことは一概に責めれないとも思うんですよ。興味を持つ人がいるから成立する仕事でもあるから。だからもう、そういうのも全部ひっくるめて、大きな気持ちで、こうやって多くの人の目に触れるんだな、ぐらいに思った方がいいのかもしれないなと思う今日この頃。じゃなきゃ、いちいち現場で、「絶対Twitterにアップしないでくださいね」とケータイ持ってる人全員に念を押すことを毎回やらなくてはいけなくて、それもなんかなぁ~と思ったり。

でも、願わくば、公式の発表を待って欲しいな、と思います。その発表のタイミングのために一生懸命アイディアを出し合って動いている人がたくさんいるから。

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