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2013年9月

2013年9月26日 (木)

映画「ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅」。

前号の【strobo】vol.21でレビュー掲載した映画『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』が、今週末公開される。

試写を観たのは…7月上旬だったから、もうずい分時間が経っている。地味な作品だけど、私には気持ちにしっくりくる作品だった。

【strobo】掲載テキストに加筆してアップします。

Main
(C) LAUREL FILMS

★ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅

中国四川省で起こった大地震の日、一人息子を亡くし、京劇女優を引退して孤独に暮らすユエチン(シルヴィア・チャン)が自宅の空き室を貸すことにした。その部屋を借りることになった3人、ナン・フォン(ファン・ビンビン)、ディン・ボー(チェン・ボーリン)、太っちょ(フェイ・ロン)。ライブハウスのような店で歌手をしたり、法律すれすれの仕事をしながら無軌道にその日暮らしをする3人の若者が入居することになり、生活習慣や価値観の違いから衝突しながらも次第にお互い理解を深めていく。若者たちのイタズラや優しさに触れながら、ユエチンは彼らに対する愛情が芽生え始めていた。

他愛のない会話や、なんてことない日常を過ごしながら、お互いの距離が少しずつ近くなり、ようやく互いに理解しあえたかにみえたある日、ユエチンは手首を切り自殺をはかる。3人に発見され助けられるが、彼らはユエチンの絶望の深さを知る。ユエチンの深い悲しみを知った3人は四川省の観音山にある寺へ連れていく。四川大地震で崩壊した仏像の修復作業を一緒にしながら、心が安らぎで満たされていくが……。

作品全体に<旅>を感じさせるシーンも長い。セリフもなくただ貨物列車に揺られたり、亡くなった息子の乗っていた車を修理して走ったり。旅をしながら見える風景と、そこにいる役者の演技が素晴らしくて映像の中にぐいぐい引きこまれる。

壮大なロケーションも、がやがやした街も、どこにいても仲間を求め、それぞれが孤独と向き合う。その疾走感と混沌とが交錯するビート文学的ストリートムービーにようだ! 

孤独や不安は、日頃誰もが心の奥にしまって見ないようにしている…、だって触れたら心が痛いし傷つくのが怖いから。だけどこの作品は心の奥にしまってる感情にグサグサ踏み込んでくる。だから痛い。痛くてどうしようもないけど、どうしていいのかわからない。

答えなんて、いつもない。

エンディングとその先は、作品を観た人にゆだねられている。この痛み、、、どうしたらいいのだろう……。

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2010年/中国/109分/監督・脚本:リー・ユー(李玉)/キャスト:シルビア・チャン(張艾嘉)『恋人たちの食卓』『呉清源 極みの棋譜』、ファン・ビンビン(范冰冰)『孫文の義士団』『ロスト・イン・北京』、チェン・ボーリン(陳柏霖)『藍色夏恋』『暗いところで待ち合わせ』、フェイ・ロン(肥龍)/配給:オリオフィルムズ/キノ・キネマ

●9月28日(土)よりユーロスペース、K’s cinemaほか全国順次ロードショー

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そして!

次号の【strobo】vol.23では、チェン・ボーリン撮り下ろし+独占インタビューを掲載します!乞うご期待!!!

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2013年9月25日 (水)

【strobo】vol.22 予約販売(終了)

**現在、予約受付は終了しております。お申込みありがとうございました。映画館での配布は10月5日から順次になります。

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【strobo】vol.22の予約販売についてお知らせ致します。

まず配布スタート時期ですが、実はまだ確認作業の大詰めでして・・・最短で10/5からの配布開始を予定していますが、入稿したら確定しますので、もう少しお待ちください! 

実はここにきてジローさんの4ページを1p増やして、5pで掲載することにしました!写真がいいので、たくさん見てもらいたいのと、ジローさんのトークが面白いので。

前号vol.21は予想を超える予約数で、その分、映画館での配布数がものすごく少なくなってしまいました。映画館からも「追加で送ってくださいー!」と問い合わせいただいたんですが、在庫がなく追加発送はできませんでした。ごめんなさい。

【strobo】はフリーペーパーです。B6サイズなので小さくて、映画館のフライヤーの中に埋もれていることもあると思います。見つけてくださいね!

・・・が、(ここから本題) 映画館に行ったときにはもう無かった、近くに配布している場所がない、どうしても確実に読みたい、好きな役者の撮り下ろし記事を絶対にキープしたい!という方のために、1冊350円(送料+手数料込み)で予約販売致します。⇒ 現在、予約受付は終了しています。

発送後の在庫はほぼないので、確実に欲しい方には予約をおススメします。

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【strobo】vol.22の内容

 

 

◎ジロー/「美男ですね」ファン・テギョン役 

撮り下ろし+独占インタビュー5p!

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◎平方元基/ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ベンヴォーリオ役

撮り下ろし+独占インタビュー3p

○ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」2p

○映画「新大久保物語」クロスレビュー2p

○新作映画レビュー/トランス、ニューヨーク バーグドルフ 魔法のデパート、潔く柔く、ブリング・リング(予定)

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2013年9月13日 (金)

ルイ(CODE-V)単独取材バックステージ・後編

*後半追記

今回のルイ単独インタビュー記事を読んだファンの皆さんは、どんなことを感じるかなぁ。インタビューを読んだファンが、どんなところで驚き、どんな話に感動し、どんなルイの表情を想像して笑顔になってしまうのか、本当に楽しみ!

インタビューの感想はルイのツイやブログ、そして私のブログやツイにじゃんじゃんコメントくださいね!

ルイの単独インタビューは6000wのボリュームです。

ルイが生まれた時の話から、半沢直樹もビックリのルイシスター(姉)の弟ルイがやられたらやりかえす!www エピソードや、結構ちゃっかり屋さんの子供時代や、両親のこと、進学のこと、ナロとの出会い、ソロでのシングル曲、名前のことなど、盛りだくさん!

注目のナロ&ルイの話もたっぷり! 

【strobo】に掲載したナロの単独インタビューの時、二人の出会いについて初めて聞いて、ネットで知り合ってルイがナロのファンだった!というエピソードに驚いたけど、今回はそのあたりをもっと詳しく聞いています! ルイが初めて送ったメッセージと、ナロからの返事、初めてふたりが会った時のこと・・・など。そしてルイをCODE-Vに誘ったナロの言葉! ナロはルイにとってターニングポイントとなるような、流れが変わる要所要所の局面で、いつもルイに大切な言葉を投げかけてるんですよ。ルイを引っ張ってくような、ルイを安心させるような・・・ルイが、言ってほしいと心の中で思ってることを、ナロが言ってくれる、そんな感じ。ふたりのやりとり、繰り返し読んでください!!

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事前にtwitterで、質問して欲しいことを募集したら、名前の由来について知りたいという意見がありました。今回インタビューで語られていますが、へぇ~!って驚くんじゃないかな。

←    ルイがノートに書いてくれた、生まれてから二十歳くらいまで使っていた名前、ソ・ジョンハン。その下は、ルイが通った大学名。

インタビューの途中で、ルイが彼の内側の扉を1つ開けてくれて、どうぞって一歩中に入れてくれた瞬間がありました。私が質問していないことを、ルイが自分から打ち明けてくれた話は、決して明るく楽しいエピソードではないんです。でもルイは話したかった。だから私は真剣に耳を傾けた。今彼が過去の自分を振り返ったとき、当時抱いた葛藤や想いも、自分自身で乗り越えてきたからこそ話せる、ということだと思う。

まだ発売直前なので、このへんで。このつづきは発売後の今晩にでも。

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本日発売。そして見本誌が届きました! 

今回、ルイの単独取材ページの4p分だけ、デザイン監修もしました。私のディレクションは、素敵な写真は大きくバーンと! コラージュページは大胆に!アートに! そして素敵な写真の上にごちゃごちゃと文字を混在させない。アーティストの勢いがそのまま写真から溢れ出るような迫力あるページが好きです! というわけで、ルイのどアップ始まりです~!

インタビューの6000Wも、読んでみるとあっという間でしょ? インタビューの内容としてはほぼ全部を掲載しています。が、最後に少しだけ曲作りのことを聞きました。その分はこれからテキスト確認をして、ブログにアップする予定です。来週以降のお楽しみに~。

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← では、本誌未掲載のアザーカット。最後にクールな表情のルイ。

昨日、「ナロはルイにとってターニングポイントとなるような、流れが変わる要所要所の局面で、いつもルイに大切な言葉を投げかけてる」と書いたけど、その最初は、ネット上でルイに「ありがとう」と返したこと、ルイが住む場所に困っていたら「一緒に住もう」と声を掛けたこと、CODE-Vのメンバーに誘ったこと、ルイが改名して慣れないでいる時もナロが名前を呼んだこと、、、など、ふたりの間の深い絆を感じました。

それではオマケにもう1つ。コラージュページの右の下から2番目の写真について。

デザインする上で、円の中に画像を入れると、どうしても角の部分がカットされてしまうんですよね。

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この写真、アートな公園の中の木製のベンチがあって、そこには木で彫られた本がベンチと一体になっていたんです! その本のページをなにげにめくってみようかなぁ・・・というシーンでした!

以上、バックステージも楽しんでいただけたかな。

では、「K-RUSH」本誌を読んだ方の感想待ってます! 写真、デザイン、インタビュー・・・感じたことを聞かせてください。

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ルイ(CODE-V)単独取材バックステージ・前編

ルイ(CODE-V)の単独取材のバックステージ。未掲載のアザーカットも紹介します。

ルイの単独取材も今までの3人と同じようにたっぷり時間をいただいたので、先に撮影、その後インタビュー。ルイとじっくり話をする機会は今までなかったので、どんな話が飛び出すか、ルイの会話力はマンツーマンのインタビューで彼の思ったこと全部が表現出来るくらいなのだろうか、などいろんなことを考えながら彼の準備が終わるのを待っていた。

その前に、カメラマンの内田くん(ウッチー)と30分前に集合して、周辺をロケハン。あまりにも暑いので、これは撮影はサクサクッとやらなきゃだね、なんて話しながら撮影ポイントを決め、そこでどういう構図で撮影するか、なども相談。そして撮影ポイントを大きく3つに絞り込みました。

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①最近オープンしたばかりのアートな公園内

②天井の低いなぞのスペース、

③ソル、ナロの撮影でも使ったレンガの壁

②は、細い路地裏の道路沿いの不思議なスペース。ここに私が立つとギリギリ天井に頭がつかないくらいなんだけど、ルイだったら背が高いので、なんかカワイイことになるんじゃないかな!?とロケハンで期待。

さっ、ルイの準備が出来たようだ。「遂に単独取材ですね!」と挨拶すると、「ありがとうございます!」と自分でパチパチと拍手しながらホント嬉しそう。「では、撮影から始めましょう!外は暑いですけど、頑張りましょう!」「はい!大丈夫です!!」といい感じの緊張感のルイ。こうして炎天下の撮影スタート!

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写真は本誌で穴が開くほどジックリ見てもらうとして(笑)、ここではロケハン②のポイントについてちょっと。

まずはしゃがんで撮影。

←さっそく、本誌未掲載のアザーカットを紹介しましょう!

この日は暑い日だったので、外での撮影はなかなかハード。でもこの場所は少しだけ日陰になるので、時間をとって撮影しました。

「じゃあ、立ってみましょう! あ、立つとルイは頭が天井にぶつかっちゃうでしょ。そしたら、首を曲げて、ぶつからないように立つと、それだけでキュートなポーズになると思うから」

ルイは「????」な表情(笑)。

が・・・・やっぱり!!!! 

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絶対カワイイ感じになっちゃうと思ったけど、間違いないね!!!

でもルイ自身は、いったいどんな風に撮られているのか?ちょっと半信半疑(笑)。

Img_9369カメラマンが、こんな風に撮れてるんですよ、ってルイに今撮影したばかりの構図を見せると、はは~ん、と理解。

そこからルイの表情がぐん!と良くなって、いろいろなコミカルなポーズや明るい笑顔でOKテイク連発!

というところで、本誌未掲載アザーカットを紹介しますね!

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ジャン♪

指が当たってる壁は天井なんだけど、なんか不思議な平衡感覚になりますよね。この写真を縦にしても違和感ないんじゃないか?って。

ところで、今回の「K-RUSH」のルイ単独ページは4pで掲載。アップから細かい写真まで、23点のプリンスをお楽しみください。

特に3p目は、デザイナー渾身のデザイン(笑)。私の鬼のような無理難題のラフから、ラフを軽く超えるデザインをあげてくれました。ちなみにラフとそこに添えたイメージのオーダーは「人里離れた森の奥の城に暮らすプリンス(=ルイ)が、ある日こっそり城を抜け出して、外の世界のしばしの時間を楽しんでいる、見るもの全てがキラキラ輝いて見えるプリンスが束の間の自由を満喫してる・・・感じで(笑)」。デザイナーのミッチーは「城?プリンス?キラキラ?」と不安気www  でも大丈夫!ミッチーはCODE-Vの単独シリーズのデザインを全部やっているので、キラキラな感じもコラージュページも見事に完成! 本誌を手にしたら、是非、お楽しみください!

撮影が終わり、レコード会社の1Fでエレベーターを待っている時、どうやら私は撮影中に虫に刺されたみたいで、かゆいなぁと思いながら足首のあたりをポリッとかていると、隣のルイもシャッシャッと足のふくらはぎあたりを勢いよくかいていて、思わず顔を見合わせて「虫にさされた!」と笑い合った。

*後編につづく

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2013年9月12日 (木)

映画『ストラッター』

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                   ©2012 Alison Anders and Kurt Voss

今週14日(土曜日)から公開するロードムービー系バンド映画。【strobo】に掲載したテキストを加筆アップします。

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>> ストラッター

全編モノクロ作品。クエンティン・タランティーノ、モンテ・ヘルマン、ガス・ヴァン・サントら鬼才たちの映画愛に支えられた青春ロックン・ロード・ムービー。

「グレイス・オブ・マイ・ハート」のアリソン・アンダース監督が、長年にわたってコンビを組んでいるカート・ボスと共同監督を務めて、総製作費たったの25000ドル(250万円!)で撮りあげた作品。

ある日、熱愛中の彼女に突然振られ、バンドも解散の危機に陥ったヴォーカルのブレットの青春の苦悩をユーモラスに描いた物語。彼女こそが創作意欲をかきたてる自分のミューズであると信じているブレットは音楽へのモチベーションも失いかけ、自分自身さえも見失いかける。

わかりやすく、音楽好き、特にバンド好きの人には必見! 

世の中のバンドマンの大半がこんな風に自分の思い描いた風にはいかないうだつの上がらない日々を送っているのかもしれない。。。

ブレットがリスペクトしてるバンドのヴォーカルが「LA版ジャービス・コッカー」と説明されていたのが個人的にはツボ! ジャービス・コッカーと言えばUKの人気バンドPulpのヴォーカル。来日ライブ観たなぁ~懐かしい。Pulpの代表曲といえば「Common people」だが、劇中演奏していた曲はPulpというよりもSuedeに似ている(笑)。

ブレットの母はシングルマザーで、元彼のミュージシャンが戻ってきて同居していたり、周囲を取り巻くライフスタイルが全部音楽中心。バイト先は楽器店、そして演奏旅行に出る…という具合に音楽どっぷりの生活環境。

余計なお世話だと思うが、ちょっと心配になる。ブレットがso youngではないからだ。いつまでも好きな音楽だけでやっていけるのだろうか?彼女に振られてヤケになってても、車1台で旅に出ても、若いうちなら「人生におけるひとつの経験」としてあたたかい眼差しで見れるのだが、ブレットも母の元彼も、ライバルのミュージシャンも、、、全員がもう若くないのに全く無名なので、今も生活できていないのに、この先、音楽で食べていけるのだろうか? 音楽で夢を見るというより、音楽を続けながらの生活が妙にリアル過ぎる。でも本当に音楽が好きで、音楽から離れることが出来ないんだなぁ、と心情には共感できる。

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2012/87分/アメリカ/監督:アリソン・アンダース、カート・ヴォス/キャスト:フラナリー・ランスフォード、ダンテ・ホワイト=アリアーノ、エリーズ・ホランダー、クレイグ・スターク他/配給:フルモテルモ×コピアポア・フィルム
●9月14日より ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開
©2012 Alison Anders and Kurt Voss

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2013年9月10日 (火)

映画『ノーコメント by ゲンスブール』

【strobo】vol.21のシネマセレクションで紹介している映画『ノーコメントbyゲンスブール』は現在公開中。掲載原稿に加筆してアップします。

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>> ノーコメントbyゲンスブール

「愛されたくないが愛されたい。そう、それが私なのだ」

自らをそう語るセルジュ・ゲンスブール。彼のシニシズムが随所で溢れるゲンスブールの生き様を綴ったドキュメンタリー作品。

作詞作曲家、シンガー、画家、映画監督、小説家、カメラマンとアート全般で異彩を放ったゲンスブール(1928-1991)。この作品は本人によるモノローグで、彼のコンプレックスの塊が露呈されている。

「マイナー芸術と純粋芸術」を対比させて語り、「難解な曲を書けばインテリと言われ、平易な曲を書けば商業主義と言われる」とつぶやく。時代の先をゆくアーティストがそうであるように、常に表現の可能性という壁と戦ってきた。

ゲンスブールは何をしててもずっとタバコを手離さない。青いジタンの箱を手にして歌っているライブシーンではカリスマを発揮し、自宅で愛犬ブルテリアとたわむれる姿は無邪気で愛らしい。そんなオトナでコドモなゲンスブールを女性たちは愛し、ジェーン・バーキン、ブリジット・バルドー、アンナ・カリーナ、ヴァネッサ・パラディ、愛娘シャルロットなど時代を彩るミューズが彼のまわりには常にいた。その美しさは今も色あせず溜息がでるほど。

ゲンスブールみたいな人はもう現れないのかもしれない。そう思ったらなぜか胸の奥の方がざわざわした。

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2011年/フランス/99分/監督:ピエール=アンリ・サルファティ/キャスト:セルジュ・ゲンスブール、ジェーン・バーキン、シャルロット・ゲンスブール、ルル・ゲンスブール、ジュリエット・グレコ、ブリジット・バルドー、アンナ・カリーナ、エディット・ピアフ、ヴァネッサ・パラディ他/配給:アップリンク

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2013年9月 9日 (月)

35th week/

私の住む高円寺は、毎年「高円寺祭り」が終わると、その翌日から一気に街の雰囲気が秋に変わります。今年は24、25日が高円寺の阿波踊りだったので、最終日は祭りを楽しみました。

Img00272100★24日は100%の品川ステラボールで行われたライブ。初めて彼らのパフォーマンスを生で観ました。韓国でシングルリリースしている曲はダンスのキレを含む完成度も高くて、100%の「BAD BOY」を初めて聴いた時に感じたことを思い出しました。それは、いい意味での俗に言う<K-POP>的な要素を凝縮させた集大成的な完成度の曲だなぁ!と。パワフルでパーフェクトなパフォーマンスと耳に残るホントK-POPを追求した良曲♪

★秋の気配とともに・・・<ラーメン>に関するの仕事のオファーをいくつかいただき、テレビの仕事だったり、ラーメンを食べに行こう!みたいな旅サイトへの執筆だったり、いろいろ忙しくなり始めました。

カレコレ、、、「女子ラーメン部」の最初の本を出したのが2009年11月。2冊目が2010年1月です。わずか2ケ月の間に2冊目を出すことになったのは、「女子ラーメン部」発売と同時に多くのマスコミで取り上げたからでした。以来4年間に30番組くらいテレビで取り上げられ、新聞や雑誌の企画など1冊の本の影響力というか、余波というか・・・今までいくつもの本を出版してきましたが、こんなにもいろんな仕事に発展したケースは初めてなので、<ラーメン>ってスゴイな、とあらためて思うわけです。

今秋は、今までに「女子ラーメン部」が取材した<ラーメン店>で、雑誌などに未掲載分の店を、もう一度キチンとブログにアップする準備を今ちょうどしてる最中です。

<Kコスメ>に関する仕事もいつの間にか増えています。コスメブランドの紹介や直営店の取材、広報担当者との新製品などの情報交換は欠かせません。この週、「MISSHA 渋谷店」の取材をしました。MISSHAって新製品がどんどん出てくるんです。数か月前に取材したときには見たことのない商品が店内にあふれていました。東方神起がイメージキャラクターで、店の外観、ビルの正面から見た上の方に大きな東方神起の写真が目立ってます。

S_51a4402そしてやっぱり気になるのはユノとチャンミンがパッケージを飾る<ロードゥミシャ パフューム>ですよね。東方神起ファンにとってのマストアイテムであることは間違いなしとして、もし1つだけ買うなら、どれを選びますか? ピンクはローズの香り、ブルーはオレンジ、シルバーはフローラルフルーティ、ゴールドはフローラルブーケ。各3,780円(税込) 香りで選ぶなら、、、私はブルーが好きですね。

Cimg9488★友人からNATURE REPUBLICのネイルシールを貰ったので、ベースにマットなヌードカラーを塗って、その上にネイルシールを乗っけてみました。親指の塗りがちょっとはみ出したけどww

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★8/29 ジュノ(2PM)のライブビューイング

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2013年9月 6日 (金)

CODE-V @さいたまHEAVEN'S ROCK

CODE-Vのライブハウスツアーが始まりました。全国15ケ所。今日はその初日なので、これは観にいかねば!と、さいたまへマイカーをブッ飛ばして行ってきました。

まだツアーが始まったばかりなので、セットリストや内容についての詳細には触れませんが、感じたことざっくりと。

いやぁ~良かった!!

今日のライブを観て、CODE-Vの骨太な面を強く感じました。堂々としてた。セットリストも堂々としてた。歌も力強かった。たのもしかった。

歌はシンプルで力強く、作品の詞(言葉)そのものを目の前のファンに語りかけるように、そしてMCではいつもの楽しいCODE-Vの4人がいて。うん、こういう光景をずっと観たいと思ってたよ。

去年のライブハウスツアーの頃は、まだ武道館ライブは彼らの夢の1つだった。でも今は目の前の現実として、もうすぐそこまで夢のステージが近づいてきている。去年は、武道館の夢を叶えるために、ファンのみんなの応援が必要(欲しい)とライブで言ってたけど、今は違う。成長した4人は、ファンと夢の舞台へ一緒に行こう!と言い、もう彼らからファンの手を引っ張って、走っていきそうな勢いだ。

たのもしくなったなぁ。

にしても、HEAVEN'S ROCK激混み!すごかったです。今までバンドのライブなど5回くらいはここでライブを観ていますが、このライブハウスにこんなに人が入ってるのは初めて見ました。会場到着がちょっと遅れてしまい、ちょうど1曲目が始まったところで中に入ったのですが、ライブハウスの入り口のドアを開けると、ぎりぎりのところまで人がぎっしり!満員電車もビックリ!ぐらい。凄いね!なんかテンションあがりました(笑)。私が上がるくらいだから、ステージからフロアのぎっしり感を目にしたメンバーは、嬉しかっただろうなぁ。キモチよかっただろうなぁ。

今回、セットリストも力強く直球なので、これからツアーに参加する方は、骨太のCODE-Vを楽しんでくださいね。行こうかどうか迷ってる人は、行くべし!!

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2013年9月 2日 (月)

映画「オン・ザ・ロード」。

【strobo】vol.21に掲載した映画『オン・ザ・ロード』の試写レビューを加筆アップします。

この作品、ビート文学を通過し、影響を受けた人には是非観て欲しい。そして私もまぎれもなくそのひとりなのだが。

ずい分前の話になるが、レディオヘッドのトム・ヨークのインタビューをしたとき、「オン・ザ・ロード」について話した。後でその時の会話を紹介しよう。

Photo

(C)Gregory Smith

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★オン・ザ・ロード★

ジャック・ケルアックの伝説的小説『路上/オン・ザ・ロード』が遂に完全映画化!

今まで何度も映画化の話が持ち上がり、都度消え…なかなか実現しなかった。その「路上」が、遂にウォルター・サレス監督によって映画作品になった! ウォルター・サレス監督と言えば、革命家チェ・ゲバラの若き日を描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2003)で脚光を浴びた。

この作品はビート・ジェネレーションに憧れ、ビート文学に傾倒した人には必見の青春ロードムービーであると同時に、ビートに触れてこなかった人たちにも何かしらの熱い想いを残すだろう! あれはなんだったのだろう…?みたいな残像を鮮やかに焼き付ける作品だ。

私もかつてビート文学に傾倒した。バロウズやギンズバーグ、ケルアックの作品にカルチャーショックを受け、ドキドキしながら読んだ。

「路上」はジャック・ケルアックが自身や友人たちをモデルに執筆した自伝的小説として1957年に発表された。ここから〈ビート・ジェネレーション〉という言葉が生まれ、60年代に開花するアメリカのカウンター・カルチャーの始まりを告げた。

映画はやはり路上、、、ストリートから始まる。父親の死に打ちのめされた若き作家サル・パラダイス(=ジャック・ケルアック)は、社会の常識やルールにとらわれない型破りな青年ディーン・モリアーティ(=ニール・キャサディ)と出会う。ディーンの美しい妻メリールウと3人で、アメリカ大陸を気ままに旅し、人々との出会いと別れを繰り返しながら、生きることの意味を問いかける。登場人物がほとんど実在の人物ということも、彼らからこぼれる言葉の1つ1つがリアルに響いてくる理由だ。

自由を求めてとか、燃えるようにとか、衝動のままにとか…若き日の輝いていた一瞬のことのようでありながら、実はそれが一生の感情の大部分を占ているんだ。

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2012/139分/フランス・ブラジル/製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ/監督:ウォルター・サレス/キャスト:ギャレット・ヘドランド、サム・ライリー、クリステン・スチュワート、エイミー・アダムス、トム・スターリッジほか/配給:ブロードメディア・スタジオ
●公開中
(C)Gregory Smith

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かつてロンドン、オックスフォード、日本で、レディオヘッドのインタビューをした。

何度かトム・ヨークに会い、インタビューをした中で、この時は取材が終わった直後に「今日のインタビューはいつものと違ってすごく良かったよ」と言ってくれた。いつもちょっとした空き時間に本を読んでるトムの姿を見ていたので、読んでる本について聞いてみた。

トム・ヨークから、チャールズ・ブコウスキーの「THE LAST NIGHT OF THE EARTH POEMS」(*日本語翻訳版は発売されていないかも)が好きだ、と答えが返ってきた。

トム >> ブコウスキーは日記のような雰囲気でものを書く人で、そんなに詩という感じでもないんだ。僕の好きなタイプだよ。そうだな…どことなくビート・ポエムのような感じかな。その日の出来事を書き綴っているところがとても好きなんだ。そうやってまた次のページをめくっていくんだけど、そこにはいろんなセンスが詰まっているんだ。彼の実生活もそんな感じだったらしいんだけど。

>>> ケルアックなども読みましたか?

トム >> ケルアックは読んだことがないんだ。『オン・ザ・ロード(路上)』はみんなが絶賛するだろ? 僕は誰もが褒めるような、そんなたぐいの本は読みたくないんだ。誰かも言ってたけど、あの本は書いたっていうよりも、タイプしたものって感じだよね。

トムの発言を聞きながら、えっ!?トム、『オン・ザ・ロード(路上)』読んでるんじゃないの?ホントは読んでるでしょ!?(笑)と思ったことを覚えている。

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