本・コミック

2013年4月 6日 (土)

本「楽園のカンヴァス」原田マハ。

Cimg5250今さらですが・・・原田マハ著「楽園のカンヴァス」を最近ようやく読み終わりました。

年末にたまたま見たテレビ番組「王様のブランチ」で、≪BOOKアワード  2012≫の発表をしていて、大賞に選ばれたのがこの作品でした。

普段なかなか読書をする時間が取れないので、小説を買う機会もめっきり減り、テレビで本の紹介をしていても、じゃあ買って読んでみよう!とまではいかないんですが、この時私が、「あ! 気になる」と思ったのは、物語のベースが現代美術史の中でも評価が微妙に分かれる(素人っぽいと言われた)アンリ・ルソーの作品「夢」をベースにしたミステリー作品ということで、表紙にもMOMA所蔵のその作品が使われていたから。

★アンリ・ルソー  | 1844-1910 |

ルソー作品が特別に好きなわけではありません。むしろ、この小説のことを知ってから、そういえばルソーの画集があったなぁ・・・なんて思い出して見てみた、ということが私にとっては意味があったかな。

私が持っているルソーの画集は、かつて集英社から発売された全21巻からなる「アートギャラリー現代世界の美術」の14巻。この画集、私が20代の前半に買い揃えたものです。社会人になって、お給料をもらうようになって、何かずっと取っておけるものを集めたいな、と当時考えたんだと思うんですが、毎月1冊づつ買い集めていったんですよね。

印象派から現代までの西欧を代表する作家のシリーズで、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ピカソなどを収録していて、中でも私が何度も見たのはクリムトとシャガールかな。シャガールは生でどうしても見たくなって、ニースにあるシャガール美術館まで行っちゃいましたから!(笑) なんて衝動的な!!

全集は2年弱で全巻揃い、次に講談社版の「現代美術」全18巻を揃え始めました。このシリーズはエッジィな20世紀の作家が多く収録されていて、ベン・シャーンから始まって、ワイエス、フンデルトワッサー、リキテンスタイン、ウォーホル、ジャスパージョーンズなど好きな作家ばかり。

今でも時々、こういう何かのきっかけで、画集を見ることがあって、集められてる作品は全く色あせることないことに、力づけられるし、一方で愕然ともするんですよね。何年経っても色あせないことの凄さ! いつ見ても新鮮な衝撃を与える作品。はぁ・・・途方もない(笑)。そして自分は何年経っても何も残せていない・・・はぁ・・・。

さて、話は戻って、小説「楽園のカンヴァス」。物語の中にルソーの作品名があがるたびに、画集をめくりながら、あれこれ想像しました。そういう楽しみ方ができたことが嬉しかったです。

映画によくある劇中劇じゃないですが、小説の中にキーとなる物語があって、その部分が私はイマイチしっくりこなかったんですよね。結局、絵の持つ、元のルソー作品の放つオーラがあるとして、小説の中のキーとなる物語が、そのオーラにまったくかなわないというか。

でもラストの展開と読後感はスッキリして良かったです。妙な疑問が残らなくて。読後感がすごく良かった。

ルソーの「夢」という作品から、小説を生み出す人がいるんだなぁ~って、衝動の向かうベクトルに感心しちゃいましたね。物語を1つ作っちゃうくらいのパワーを与えているのは、まぎれもなく元の絵、ですからね。

MOMAには3回行ったことがあったかな。あぁ、しばらくNYに行ってないなぁ。また行きたくなりました。

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2012年11月19日 (月)

「87CLOCKERS」

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オモシロ過ぎる-----!!!!!!!

「87CLOCKERS」(現在2巻まで発売中)

気になる漫画はとりあえず購入しているが、なかなか読む時間がなくて、読んでないコミックスが15冊くらいあるんですが・・・これも2巻まで買っておきながら、ノ―タッチで放置。

先日近所のカフェでランチしよう♪と、珍しくのんびりした昼間のスケジュ―ルの日、カフェで読もう!と、「87CLOCKERS」を持って行きました。

パスタランチを注文して、前菜を食べながら、どれどれ・・・とページをめくる。

・・・・・・・・・・・・・・・・(ふんふん♪ ←鼻歌)・・・・・・・・・・・・・・・「ん!?」・・・・・・・・・・・・・・・「こ、これはッ!?」・・・・・・・・・・・・・「ぬっ」←不明だけど、こんなニュアンスの気持ち、you know?(笑)・・・・・・・・・・「ん~?」・・・・・・・・・・・・・・・なるほどね。

バジリコのパスタが運ばれてくる。いやもう、そっちのけ。パスタよりこれ読む方が先でしょ!(と思いつつ、パスタも無意識で口に運びつつ)・・・・・・・・・う”~何この世界!?・・・・・・・・・オモシロ過ぎる----!!!

カフェには1巻しか持って来ていなかったので、こうしちゃいられないってんで、ソッコーに自宅に戻り、2巻までノンストップで読みました。

世界一早いパソコンを作ることに燃える学生の、かなり狭~い、いや深~い(DEEP)マニアックだけど恋愛も忘れてない話。マニアック思考の人も、そうじゃない人も、オモシロいから読んでみて!これはハマる。

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